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折角お伊勢参りをしたので御朱印集めを始めてみたら渋いけどイけてるスタンプラリーみたいでハマりそう。


24歳手前にして、老後の楽しみのような世界に足を踏み入れてしまった。

神社・お寺共同開催のスタンプラリー、すなわち御朱印集めである。ある程度大きな神社・お寺にお参りして300円ほど納めると、御朱印というスタンプをもらうことができる。

御朱印は社寺毎に異なるので、「ここの神社のめっちゃカッコいいじゃん」「あ、なんか派手なお寺なのに御朱印は素朴な感じじゃん」などと色々な感想を持つことができる(俗過ぎる)。そして、墨で日付などを入れてくれるのだが、これがめちゃくちゃかっこいい(俗過ぎる)。当たり前かもしれないが、字が上手だ(俗過ぎる)。

熊野速水大社、熊野那智大社の御朱印(カッコいい)

私の書く字のクオリティは小学1年生の頃から変わらない。実家で思い出の品を漁っているとき、どの作文を何歳の自分が書いたのか分からなくなる。断っておくが、昔から大人っぽい字を書いていたのではない。いまだにガキみたいな字を書いているのだ。

話を戻すと、そんな達筆を300円で頂くことができるのが御朱印だ。しかもご利益がありそうな気配を漂わせているので、おそらくこれを持っておけば良いことが起きる。

御朱印だけでなく、御朱印帳も社寺毎にオリジナルなものを展開しているので、気に入ったデザインのものをマイ御朱印帳にすればよい。私はお伊勢参りの時に外宮で御朱印帳を買い、その1ページ目と2ページ目に外宮、内宮それぞれの御朱印をいただいた。御朱印帳の1ページ目は伊勢神宮のために空けておくという人もいるほど伊勢神宮は特別だそう。

My new 御朱印帳…

人の脳は、何かを集めることで幸せホルモンが分泌されるようになっているのだろう。集める、という行為は沼だ。次から次へと欲しいものが増えて、欲望は止まることを知らない。

だが、それが立体的なモノだと、集めるキャパがすぐに限界を迎えてしまうだろう。一般的に日本の家は狭い。「家の収納が余っているけど何置いたらいいかな?」と悩んでいる人は見たことがない。この点、御朱印はハガキほどの紙1枚である。非常にコンパクトで、ミルクボーイに言わせれば「こんなんなんぼあってもいい」のだ。

今回の旅では、伊勢の神宮(外宮、内宮)、猿田彦神社、熊野速水大社、熊野那智大社、紀三井寺の6つの御朱印をいただいた。中々に強いメンツ、ご利益増し増しである。御朱印帳はあと30ページほどある。一体どこの御朱印で埋まるのか、想像するとこれからの旅の楽しみが増える。

激渋な趣味かもしれないが、私のような若者の皆さんにも強くお勧めする。

以上


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