めだま

自分のための執筆活動。何かを書きたい、何を書きたいか分からないけど。

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最近の記事

海外一人旅、最初の難関。

今年こそは、海外一人旅に挑戦すると決めている。 去年は人生初の一人旅を紀伊半島でやった。一人行動が苦手で、外食すら一人では億劫なこの私が、実に3日間も一人で行動したのだ。一人で名物を食べ、一人で居酒屋の暖簾をくぐり、一人で観光地を歩き回った。最初は「こんなことしていいのか?」とさえ思ったものだが、今では本当に素晴らしい旅だったと振り返ることができる。 いずれ結婚して家庭を持てば、一人で過ごせる時間は激減するはず。仕事でもないのに一人で何日も家を空けるなど、まず許されないだ

    • 私はなんで書きたいのか?

      しばらく筆が止まっていた。日々の忙しさにかまけて、noteの更新を習慣化するという試みが、何日間か続いた後に、途絶えていた。大変凡人、普通過ぎる人間、それが私である。 しかし、やっぱり何か、文章で自分を表現したいという気持ち、書き物を世に送り出して読まれたいという気持ち、あわよくばいつの日か物書きで食べていけるようになったりしないかなという邪さ、そういう真面目と不真面目が入り混じった複雑な気持ちによって、私は今、名を新たに、アイコンを新たに、もう一度noteを開いているので

      • 「とにかく大きな仕事がしたい」と思っていたけれど・・・実際に「大きな仕事」をして見えてきた仕事の本質。

        就職活動のとき、採用面接でそう答えていた。 何も知らないのによくそんな一丁前なことを言っていたなと今になって思うが、今の会社は私のこの主張を認めてくれた。 プラントエンジニアリングの会社に入り、はや一年。聞き馴染みがないかもしれないが、プラントというのは生産設備や公共インフラのような大規模な人工構造物の総称で、それらをお客さんとなる企業の要望を満たすように設計し、実際に建設して引き渡すところまでを主な生業とする業界である。イメージ的には、銀色の管がごちゃごちゃと張り巡らされ

        • 折角お伊勢参りをしたので御朱印集めを始めてみたら渋いけどイけてるスタンプラリーみたいでハマりそう。

          24歳手前にして、老後の楽しみのような世界に足を踏み入れてしまった。 神社・お寺共同開催のスタンプラリー、すなわち御朱印集めである。ある程度大きな神社・お寺にお参りして300円ほど納めると、御朱印というスタンプをもらうことができる。 御朱印は社寺毎に異なるので、「ここの神社のめっちゃカッコいいじゃん」「あ、なんか派手なお寺なのに御朱印は素朴な感じじゃん」などと色々な感想を持つことができる(俗過ぎる)。そして、墨で日付などを入れてくれるのだが、これがめちゃくちゃかっこいい(

        • 海外一人旅、最初の難関。

        • 私はなんで書きたいのか?

        • 「とにかく大きな仕事がしたい」と思っていたけれど・・・実際に「大きな仕事」をして見えてきた仕事の本質。

        • 折角お伊勢参りをしたので御朱印集めを始めてみたら渋いけどイけてるスタンプラリーみたいでハマりそう。

          中途半端な乗り物だと思っていた在来線特急が実は旅情の塊だったと気づき大好物になった紀伊半島一人旅の話。

          名古屋から紀伊半島を一周して和歌山に至る一人旅をした。紀伊半島が予想以上に巨大だったので、特急列車を3本も乗り継ぐことになったのだ。近鉄特急で伊勢まで飛ばし、そのあとはJRの「南紀」と「くろしお」でコトコトと進んだ。 新幹線、在来線普通電車の中間的存在である在来線特急。中途半端な存在で使い所がよく分からないと思っていた。「急ぎたいなら新幹線か飛行機、近いところは普通電車。特急って何用?」と。 だが、その考えは今回改められることになった。普通電車より快適な車内、新幹線よりも

          中途半端な乗り物だと思っていた在来線特急が実は旅情の塊だったと気づき大好物になった紀伊半島一人旅の話。

          外宮、内宮、赤福、伊勢うどん──お伊勢参りタイムアタック

          人生初、念願のお伊勢参りをしてきたので、記憶が新鮮なうちに言葉にしておきたい。 朝は夜行バスが若干早着したので、間に合わないはずだった6:50発の近鉄特急に滑り込むことができた。8:10には伊勢神宮の玄関口、伊勢市駅へ到着し、朝方の参拝開始となった。初手から1時間近く予定を前倒しする、まさにファインプレー。 今回は滞在時間のリミットが厳しく決まってた。13:50、伊勢市駅発のJRに乗る。さもなくば今日の宿がある那智勝浦町には辿り着けなくなる。そうなればこの度は終了である。

          外宮、内宮、赤福、伊勢うどん──お伊勢参りタイムアタック

          思い立って3日後、一人旅。

          今年のゴールデンウィークは、5月1日のメーデーと5月2日に有給を取得すれば9連休になる。普段から先の予定を決めるのが苦手な私は、そのことについ先週ぐらいに気付いた。 連休が長すぎると会社に戻るのがしんどくなってしまうから、というどうしようもない理由で5月2日は出勤しようとしていた。だが、それは将来性も活力もある20代がとるべき選択なのか──やっぱり有給とる!ということで即刻申請を出して、ちゃんと9連休にしてきた。 さて、9連休。どうやって過ごそうか?もう24年も生きている

          思い立って3日後、一人旅。

          何もない地元を愛している、という話。

          群馬の県庁所在地、前橋で少年時代を過ごした。県庁所在地だから大きな街と勘違いされることがあるが、そんなことはない。市街地の商店街はほとんどシャッター通りで、中心駅には20〜30分に一度しか電車がこない。郊外の4車線道路に沿って駐車場を完備した商業施設が並んでいるような、日本各地にいくらでもありそうな風景が続いている。 6歳のとき、親の転勤で引っ越してきた。それから、小学校、中学、高校の12年間を過ごした。若者はみな都会へ出ていき、年寄りばかりが残っている。この街に、ティーン

          何もない地元を愛している、という話。

          自炊を本当にしている人、本当はしてない人。

          もうすぐ24歳、社会人2年目(男性)の私。 進学のために上京してから早くも6年目に差し掛かっているわけだが、密かに誇っていることがある。 実家を出てから今日までの5年間、一度も食事をカップ麺に頼ったことがない。宅飲みの流れで友人と深夜にカップヌードルトムヤムクン味を買いにセブンへ走ったことは確かにあるが、これはノーカウントにしている。 自炊を始めました、最近自炊してます、この類の話はよく聞くが、私は自炊をやめたことがない。真の自炊勢であり、国内有数の優良一人ぐらし男性とい

          自炊を本当にしている人、本当はしてない人。

          オフィスに手作り弁当を1年間持参し続けた結果。

          24歳男性、会社員をしている。 入社1年目の1年間、平日5日間、毎日弁当を手作りしてオフィスへ持って行った。その結果私の身に起こった色々なことを、以下に赤裸々に語ってみたいと思う。 100万円以上貯金できた。 新卒1年目の給料はどこの会社も大差はない。手取りで月20万円前後、ボーナスは実質1回、それも決して多くはなかった。そんな私が1年で100万円以上もの貯金に成功したノウハウは後々の記事に綴ろうと思うが、手作り弁当の貢献度が極めて高かったことは間違いない。 オフィスは

          オフィスに手作り弁当を1年間持参し続けた結果。