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アート⊿ライフ066 : 湯呑み (たち吉)

同僚の結婚祝いに、来客用の蓋付き湯呑みを探した。ところが、横浜随一の品揃えの良い横浜そごうですら、蓋付きの湯呑はあまりおいてなかった。老舗たち吉の販売員に聞くと、蓋付きは余り売れないので、店舗で置く品が少なくなってきているそうである。仕方なく、取り寄せをした。縁起良く30年以上のロングセラー、唐草模様で青色の京唐草 お茶呑茶碗(桐箱入)〈5客〉 瀬戸焼を注文した。

取り寄せ完了の連絡を受け、受け取りに行った。ふと気になって届いた蓋付きと、店舗にあった蓋無しの湯呑のサイズを比べてもらうと、蓋無しの湯呑み方が背が高い事が分った。理由を店員に聞くも分からないが、経験的にそうなってるとのこと。蓋の有無に関係なく、同じ形状にして、使い回しできる方が、利用者も生産者も良さそうだが…。ちなみに、ネットで調べるも、サイズもまちまちで、理由があるのかどうかも分からなかった。

<ネット調査結果>
蓋付き湯呑(満水時容量180cc)
 直径(D):88 高さ(H):87
 口径8.5cm 高5cm
 8.2x7cm
蓋無し湯呑(満水時容量180cc)
 6.5×8.5cm
 径約6.7 x 8cm
 径:6.4cm 高さ:8.2cm
 径:8cm 高さ:9cm
 径:7.8cm高さ:8cm

なお、息子に蓋の有無で湯呑の高さが異なる謎が解けるかと尋ねたが、「そもそも湯呑みが何か分からない」との衝撃の回答だった。説明すると、「コップのことか!」と認識できたが、和文化の消滅の危機である。

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