転妻ワーママの生存戦略ー何でフルタイム正社員にこだわるのか?
「フリーランスとか考えないの?」
「正社員だと両立大変じゃない?働き方変えないの?」
この質問はよくされる。
しかし、私は正社員(もしくは契約社員)であることにこだわりを持っている。
理由①:なんやかんや安定している
まずはこれ。
VUCAの時代、風の時代を言われており、大企業であっても「安定」という言葉からは遠のいている。
が、それでも月給はある。決まった日にお給料は振り込まれる。
それは中期的な家族計画の立てやすさに繋がる。
今年の年収はこれくらいだから、これくらいは貯金・投資しておきたいな。
再来年は下の子も年長だから、家族旅行どーんと行きたいな……などなど。
収入に増減があるパターンは、私にとってはストレスが大きい。
なんやかんやで安定志向なのだ。
理由②:経験と知見が積める
私が「このヒトみたいになりたい」と思ったロールモデルの先輩方は
65歳を超えてもバリバリに現役で活躍していた。
衰えるどころか、年々進化されていて、大学の教授になった方もいる。
その背景はみな、よく似ている。
圧倒的な経験量と知見量だ。
大小問わず、どれだけのプロジェクトに関わってきたのか、
何をどれだけ生み出し、どれくらい組織に貢献したのか、
その活動がどれくらい社会に貢献したのか
そういう経験や知見が分厚い何かとなって、その人を支えている。
経験量や知見量を稼ぐ(?)なら、やっぱり会社員がいい。と思う。
今私は違う職種をパラレルで兼務していて、経験量は稼げていると思う。
65歳の私のために、今は経験と知見を積んでいきたい。
※個人的な意見だけど、比較的若い会社(創立10~20年くらい)は
任される領域も広く、裁量もそこそこあるので、経験と知見を積むにはおススメ。
理由③:自分の事業もできる
最近は副業解禁の企業が増えてきた。
これは大いに良いことだと思う。
起業や独立は素晴らしいことだが、安定するまでに時間はかかるし
子どもがいる身だとどうしても収入の不安が先立ってしまう。
そういう中で安定した収入がありながら、副業として独立ができるのは非常に良いこと。
また本業で得た経験と知見を副業に活かすことも、その逆もできるので
自分にも組織にも、社会にも貢献できる。
安定と挑戦の塩梅がちょうどいい、それが私にとっての「正社員」なのだ。
最適解は人それぞれ
が、これはあくまで私の場合。
フリーランスが最適な人もいれば、アルバイトが最適な人、専業主婦が最適な人、それぞれに最適はある。
働き方の相性もあれば、状況としての最適解もある。
私は誰かに「やっぱママでも正社員がいいよ絶対」とは絶対言わない。
人の働き方に意見するなど、お門違いにもほどがあると思う。
(ほんでもって、フリーランス万歳!起業女子万歳!みたいな風潮には嫌気がしている)
けど、私の最適解を参考にしたい方にはお話できると思う。参考の1つとして。
私と同じような正社員を選んだワーママさんも、そうじゃない最適解を選んだママさんも、みんなその時その時の正解で頑張っていきましょう。