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日本茶ラテを自宅で楽しもう。ほうじ茶、番茶、玄米茶をもっと自由に!


ナカタさん、白みそのお雑煮めちゃくちゃおいしそう!
私は食べたことないですよ。やっぱり京都の食文化はひと味違う!
でも日本って本当に不思議じゃない?
日本列島は縦に細長いから地方によって食生活が違うのはわかるけど、「お雑煮」をお正月に食べるっていう風習自体は全国でほぼ同じ。使う食材の微妙な違いだけに留まっているのが謎です…。

そういえば「お茶漬け」にかけるお茶も関東だと緑茶が一般的だけど、京都に行ったとき、いわゆるぶぶ漬けがほうじ茶?番茶?で出てきてあれ?と思ったことがあります。
「番茶」も京都のは独特だよね。
以前、京都駅の一保堂で何気なく「いり番茶」を買って帰ったら、強い燻製の香りがしてびっくりしたことがあります。あれは京都人にとっては日常使いなのだろうか。
一般的には京番茶という種類らしく、たき火みたいなスモーキーで結構くせになる香りで味はほうじ茶とほぼ同じ。私はわりと好きですが、関東人はあまり知らないと思います。

ちなみに「番茶」というのは、お茶の木の上の方の新芽を摘んだのが一番茶、いわゆる煎茶で、その下の葉を使った二番茶のことを番茶というらしいのですが、製法はこれまた地方によっていろいろ違うようです。京番茶みたいに焙じてあるものもあれば、焙じないで緑色しているものもあります。地方によっては乳酸菌などで発酵させた独特の番茶もあって、これは私もすごく興味ありますがそれについてはまた今度・・。

※ここまで書いて、たまたま「ちょこっと京都に住んでみた」をアマプラで観ていたら、なんと偶然、京都のいり番茶が出てきた!ドラマに出ていた岡田梅寿園の店主さんによると緑茶を焙じたほうじ茶とはまったく製法が違って、摘んでから天日干しにして炒るのが京都のいり番茶だそうです。

ハーブティや薬草茶は身体のことを思って飲んだりするけど、ほうじ茶、玄米茶、抹茶とかは飲んでほっとする時間が好きなんですよね。
これもセルフケアのひとつだと思ってます。
頭こんがらがっていても「とりあえずお茶するか」と思うと、問題を棚上げできる。それが人生の荒波をうまくやり過ごしていくための必要な時間になっています。
たとえ忙しくてカフェに行けなくても、いい茶葉を手に入れたり、急須やカップにこだわったり、淹れ方をちょっと工夫したりして自宅でお茶を自分好みに淹れればOK。
それにとっておきのお菓子を合わせてゆっくりお茶を楽しめば、「私、贅沢な時間すごしてるじゃん」「自分を大切にできてるんでない?」とかなり満足できるのです。そして心にちょっと余裕が生まれます。

ときどきカフェでいいお茶やお菓子に出会うと、自宅でまねしたりもします。
ほうじ茶や抹茶、玄米茶にミルクを入れてラテにするのも、カフェで見かけるようになってから家でもたまにやるようになりました。そういえば最近、前から気になっていた日本茶ラテのカフェ「AndTei」に行ってきたんです。

AndTeiでは玄米茶、烏龍茶、紅茶、ほうじ茶の中からお茶を選び、ミルクをオーツミルク2種と豆乳の3つの中から選び、甘さを選んで、自分好みのお茶ラテをつくってもらいます。
お茶は国産、ミルクは植物性なのが店のこだわりのよう。
私は店おすすめの玄米茶+オーツサイドのラテをチョイス。米粉サブレにピスタチオクリームといちごを挟んだお菓子も頼みました。

AndTeiの玄米茶ラテ。お菓子には手書きの説明がついていてかわいい!

お茶もお菓子もおいしゅうございました。合掌。
そしてカップからお皿からお店の装飾にいたるまで、店主の美意識がびしっと貫かれているのに静かに圧倒された・・。

そしてカフェで米粉スコーンを1つテイクアウトにしたので、私もラテを作って自宅カフェにトライ。

一保堂の抹茶とセリアのミルクフォーマー


これ一保堂で買った抹茶なのですが、お砂糖入り(外国人向けなのかもしれない)。
これをお湯で溶いて無調整豆乳のフォームミルクで割って抹茶ラテをつくってみました(100均のミニミルク泡だて器を愛用)。


泡が均一じゃないのはご愛敬で


じゃん!
都心のカフェなら700円くらいしそう(笑)。
おいしかったよー。砂糖入りで邪道だけど。
ちなみに玄米茶を家でラテにするときは、抹茶入り玄米茶を選ぶのがおすすめです。
AndTeiでもうっすら後味に抹茶風味がありました。
ほうじ茶や玄米茶を濃いめに淹れて、泡立てたミルク(別にマシンなくたって100均のミルク泡立て器でかなり本格的にできます)で割るだけなのでぜひやってみてください。
一保堂は都内でもあちこちのデパートに入っています。今度、京都行ったら岡田梅寿園に行ってみたいなあ。

お茶の楽しみ方を広げてくれる最新カフェはいいですね。
ていうか、AndTeiさん、錦糸町におしゃれな店を出してしてくれて
ありがとう(泣)。
あえて(?)恵比寿や下北沢を選ばないところが素晴らしい。

ということで、ナカタさんの「ガッツリ京都に住んでみた」レポート。
またいつかお願いいたします!

アンドウ

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