見出し画像

沖縄県は海外留学支援がすごい!

こんにちは。

今日は、沖縄県民(大学生〜社会人)が活用できる海外留学支援制度の概要をまとめてみました。
留学先も支援内容も結構充実しているので、沖縄県民で海外を志す方は活用しない手はないと思います。この機会にぜひ活用を検討してみてください。


※本記事は概要版になるので、詳細等は添付の公式HPからお調べ下さい。


【沖縄県】中国福建省奨学金留学生(語学・大学)

タイプ:派遣留学
定 員:概ね毎年1名〜2名
派遣先:中国福建省福州市(語学か大学かを選択)
    語学→福建師範大学
    大学→福建師範大学、福建農業大学、福建中医薬大学、福建工程学院、福建商学院
期 間:語学→1〜2年、大学→4年
支 給:学費、宿泊費、生活費(月2,000元)、医療保険
条件等:沖縄県内在住者(1年以上)
    45歳以下で短大・専門卒以上の資格保有者
    日常会話程度の中国語・英語能力を有する者
選 考:書類→面接→沖縄県が中国に推薦(内定)
詳 細;下記リンク

コメント
沖縄県と福建省は友好都市。毎年定員が1〜2名と狭き門だが応募者は少ない印象。
書類選考後、面接は日本語と中国語で行われる。対策資料など必要があれば連絡下さい。


【沖縄県】台湾奨学金留学生(大学・大学院)

タイプ:派遣留学
定 員:毎年2名
派遣先:台湾の大学、大学院
期 間:大学4年、大学院2年
支 給:大学 →学費・雑費(学期40,000NTD)、生活費(月15,000NTD)
    大学院→ 学費・雑費(学期40,000NTD)、生活費(月20,000NTD)
条件等:沖縄県内在住者(1年以上)
    高校卒業以上の資格保有者
    日常会話程度の中国語能力を有する者
    台湾の大学・大学院に進学する予定のある者
選 考:書類→面接→沖縄県が台湾に推薦(内定)
詳 細;下記リンク

コメント
台湾進学塾の高卒生が毎年活用している印象。選考では日本語・中国語での面接がある。
沖縄からの台湾の大学進学数は毎年多くなっているので応募者は多いと思われる。


【沖縄×ハワイ】小渕沖縄教育研究プログラム(大学院・リーダー研修)

タイプ:県費留学
定 員:若干名
派遣先:ハワイ大学マノア校
期 間:大学院2年、リーダー研修約6ヶ月
支 援:学費、寮費、滞在費(一部)、書籍、保険
条件等:🏫大学院
    沖縄県に本籍があり、7年以上在住している者
    4年制大学卒業(見込み)の者
    大学院を卒業後、沖縄県に帰還し留学期間以上の就業義務を確実に履行できる者
    英語能力を有する者(TOEFL iBT79点以上等)
    💁‍♂️リーダー研修
    沖縄県に本籍があり、7年以上在住している者
選 考:🏫大学院→大学応募・東西センター応募→合否
    💁‍♂️リーダー研修→書類選考
詳 細;下記リンク

コメント
姉妹都市であるハワイの大学院へ留学できるプログラム。高い英語力が必要になる。
リーダー研修は県内企業の会社員がよく活用している印象。観光業などは相性良いと思う。


【琉球銀行】りゅうぎん海外留学支援事業(高校・大学・大学院)

タイプ:留学支援
定 員:高校1名程度、大学・大学院2名程度
派遣先:海外の高校、大学、大学院
期 間:高校1学年、大学・大学院1〜2年
支 援:高校→340万円上限
    大学・大学院→年間240万円
条件等:本籍が沖縄、沖縄県内在住者(3年以上)
    留学先の条件を満たす者
    学業優秀且つ品行方正である者
    就学状況及び生活状況について随時報告できる者
選 考:高校→書類、英語試験→個人・親子面談
    大学・大学院→書類→面接・適正検査
詳 細;下記リンク

コメント
毎年必ず実施される事業で、案内も積極的に行われている。競争率は高そう。
過去の渡航先をみてみると、アメリカやヨーロッパなどへの大学院進学が多くみられる。


【沖縄県】在沖縄米軍施設・区域内大学就学者募集(大学・大学院)

タイプ:留学斡旋
定 員:大学・大学院・語学校:合計70人
派遣先:沖縄米軍施設内語学校・大学・大学院(メリーランド大学、トロイ大学)
期 間:大学・大学院1〜4年
支 援:米軍施設内大学への推薦
条件等:日本国籍の沖縄県内在住者で通学可能な者
    高等学校卒業または見込みの者
    各大学が提示する英語基準を満たす者
選 考:面接試験(日本語・英語)→推薦獲得(内定)
詳 細:下記リンク

コメント
米軍施設内大学への進学ができる制度。修士課程がある。MBAの取得も可能。
施設内大学→米国本土大学編入などの事例もある。語学学校もあり(ブリッジ課程)


【その他】市町村単位での支援・派遣など

・沖縄市
沖縄市海外姉妹都市大学留学助成事業
場 所:アメリカワシントン州レイクウッド市内大学
定 員:2名
期 間:2年間
支援等:月額6万円の交付
詳細はこちら

・宜野湾市
宜野湾市海外留学生派遣事業
場 所:中国福建省廈門 廈門理工学院
定 員:1名
期 間:1年間
支援等:授業料全額、寮費半額、廈門までの交通費など
詳細はこちら


まとめ

沖縄県は貿易・観光の両輪で稼がないといけない。そのための国際人材育成制度である。
沖縄県民は最大限にこれを活用して自身のキャリア、スキル向上に繋げるべきだと思う。
制度は整っている。あとは行動のみ。一緒に沖縄を盛り上げましょう。

いいなと思ったら応援しよう!