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ホームグラウンド 5合目
札幌宮の森のちょいと奥にある『三角山』が
わたしのホームグラウンド
駅からのアクセスも良く、とにかく色々とちょうど良い。
名前の通り市街地から見ると三角の山だ。
一番シンプルなコースであれば30分ほどで登れる
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春夏秋冬登ることが出来て、地元のボランティアの方々によって
登山道の整備がされ、土日は家族連れで賑わうそんな山。
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三角山〜大倉山のジャンプ台を超えて奥三角山縦走も
なかなかの登りごたえがある。
近頃だとトレランの方々もよく見かける
ゆっくり行けば往復で4〜5時間ほど
最初はとんでもない急登にひぃひぃ言っていたが(毎度)
ルートも分かり易く慣れるとトレーニングとしても良い。
休業期間中に週4日ペースで登って登山靴がツルツルになったり。
秋は黄色い絨毯がこぶし平まで続く
冬はスノーシューを履きラッセルハイク
苔むした石が連なって毎度お迎え
母とののんびり登山と登り方は様々。
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今年の春は山頂付近の熊出没により
GW明けまで閉鎖期間があった時はウズウズしていたが
動物たちにも生活があるのだ、守らねばならない場所もある。
小さな山でも〝こちらがお邪魔している〟ことを学んだ。
人間同士の距離感が言われているが、生き物との距離感も大切。
熊の親子たちは無事に引っ越しできたのだろうか。
以降は熊鈴を付ける登山者も増えていた、実際に
店頭でも売り切れるほどであった。
クマだけでなく運が良ければ他の動物にも会える。
夏に山頂でおにぎりを頬張っていた時は
リスと目が合いご挨拶。
バードウォッチングしているおじさまが
「あれはシジュウカラだよ」と教えてくれたり。
冬にはどこで逸れたのかシマエナガと会えて、
思わずきゃあと声を上げた。
そんな愛すべき三角山はこれからも登り続ける山
ホームグラウンドだ。