オートモビルカウンシル2022でネオクラ・バブルを実感した。
ワタクシ毎年、ネオクラシックカーが集結するこのイベント、楽しみにしているのですが、今回はコーフンと同時に、ガックリきた側面もありましたのでご報告。
1.アガる編。
いやー、やはりカッコいい車を見るとテンション
ダダ上がりになります。何台か、どうぞ。
再認識したのは、少し前のクルマってやはり、コンパクトだなと。これなら山道に走りに行きたくなる。
なんと言っても、タイヤが小さい。展示されていた昔のスーパースポーツは大体、14インチ。大きくても15インチ。タイヤが小さいから、ボディもコンパクトにできるし、カッコ良いボディを被せることができる。
最新の20インチとか21インチを履いたポル○ェなんかが隣に展示されていると、タイヤも車体も、トラックかと思うくらいデカい。これじゃ、高速道路の星にしかなれんなあ、と思いました。
2.サガる編。
元々、カウンタックやミウラは、宝くじにでも当たらないと乗れないと分かっていますが、
ファミリーカーベースの、
・WRCチャンピオン、ランチア ・デルタや、
・DTM(ドイツツーリングカー選手権)チャンピオンのBMW M3、メルセデス190E2.3/2.5-16
なんかは、
いつか乗ってみたい! 乗れるかも!
と思える値段でした。一昔前は。
それに、展示してあるクルマが買えるってのも、このイベントの特徴の一つ。
しかし!
会場で見かけたこれらのクルマはとんでもない値上がり…例えば、
・ランチア・デルタ・コレツィオーネ↓
・メルセデス190E2.5-16エボ2
他にも初代ユーノス・ロードスターが600万とか…プジョー205CTIの275万が良心的に見えた…ってこれ、感覚マヒしとるわ!
まあもちろん、展示車はピカピカのフルレストア車が多い、といった理由はあるものの、
こうした値上がりの実態を目の当たりにすると、
もう一生、買える時期はやってこないのではないか
ネオクラシックカーは投機の対象になってしまった
という悲観論が頭をもたげてくるのでありました。
それでは、またー。