学校組織マネジメントを考える➂

~提案文書の形式を工夫し、会議の効率化を図る~
学校で行われる様々な会議。
ややもすると、学校現場においては、共通理解事項と検討事項が混在していたり、検討すべきものが 十分に検討されなかったりすることはないだろうか。

会議等では、共通理解事項(確認事項)と検討事項をしっかりと分け、検討事項に時間をかける必要がある。    

共通理解事項については、会議当日、資料を読んで分からないところだけ質問、あるいは担当者が補足をするだけでよいと考える。事前に資料等を配付し「昨年度と違うところは、〇〇です。目を通しておいてください。分からないところは会議で質問してください。」などとアナウンスしておくと効率がよい。

会議は、検討事項からの検討から始める。
検討事項は、例えば、「運動会を1日から半日する。」などとし、その理由、メリットやデメリットを整理して、提案する。誰でもこのような提案が出来るように、フォーマットを作っておくと良い。
これで検討事項が明確になり、話合いが焦点化される。時間の短縮、会議の充実も図られるだろう。

以上の事は、民間企業では当たり前なのかもしれないが、学校現場では課題の1つとなっていると考える。
   

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