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『フワっと、ふらっと、トランスパーソナル心理学』全巻マガジン

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トランスパーソナル心理学は、行動主義(スキナー等の心理学)、精神分析(フロイト、ユング、アドラー等の心理学)、人間性心理学(マズロー、フランクル、ロジャースなどの心理学)などに続…
心・身体のみならず、魂・スピリットの次元までを射程に入れた真の意味での全人間存在を問う、非常に興味…
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記事一覧

 決して見てはいけないものがある。そう言われると逆に余計にどうしても見たくなる『フワッと、ふらっと、トランスパーソナル心理学Ⅰ』

『フワッと、ふらっと、トランスパーソナル心理学Ⅰ』 1. 見るな!のタブー  『見るな!のタブー』とは、 世界各地の神話やお伽噺でよく見られるモチーフで、  例えばAという登場人物が、 配偶者あるいは恋人であるBという登場人物に対して、 「わけあって、今日からしばらくこの部屋にこもりますが、決してのぞいてはなりません。」 とタブーを課したにもかかわらず、Aがのぞいてしまい、 その結果、悲劇が起きる(例えば、Bが異界に去らなければならなくなる等の)といったような

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トランスパーソナル心理学前夜。社員研修などでよく聞かされる「マズローの欲求の階層説」の真の姿とは?『フワッと、ふらっと、トランスパーソナル心理学Ⅱ』

『フワッと、ふらっと、トランスパーソナル心理学Ⅱ』 1. キューブラーロスの5段階モデル  誰しもにも訪れてしまう悲しみ。  それが「喪失体験」です。  離婚・失恋・死別・破産・失業・病気等の体験です。  引越し・婚約・結婚・卒業・進学・就職・昇進等も、喪失体験なのですが、 これらは新しい家、新しい配偶者、新しい職、新しい学校、新しい役職等による新鮮さにより、喪失感が薄れる場合もあることでしょう。  しかし、感受性豊かな人は、そのような一般的に喜ばしいとされる場

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現代心理学とスピリチュアリティ・東洋思想との融合『フワッと、ふらっと、トランスパーソナル心理学Ⅲ』

『フワッと、ふらっと、トランスパーソナル心理学Ⅲ』 1. アートマン・プロジェクト思想  トランスパーソナル心理学とは、自己を超越した心理をとらえようとする心理学です。   一般の心理学では、人間の成長に関して、自我の確立、自己の実現の段階までを対象とする場合が多いのですが、 トランスパーソナル心理学はその先の個を越えた、他者や宇宙との同一性までも射程とするものです。  現代心理学に、スピリチュアリティの要素を加味したものがトランスパーソナル心理学といえるかもしれま

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心を与えられた人間は、全宇宙(コスモス)の進化・開花の先端を担う。経営学のトレンドワード、ティール組織の源流。鮮やかに示される万物の理論(インテグラル理論)『フワッと、ふらっと、トランスパーソナル心理学Ⅳ』

『フワッと、ふらっと、トランスパーソナル心理学Ⅳ』 1. ケン・ウィルバーのホラーキー階層論  ケン・ウィルバーの理論では、この世界(彼の言葉によればコスモス)は、幾重にもつらなるホロンの階層(ホラーキー階層)からなっているとされています。  ホロン(hol(=全体):on( =部分))とは、全体でありながら一部であるという特徴を持つものです。  例えば、分子は、 原子の集まり(つまり全体)でありながら、細胞の部分です。  なので、ホロンということになります。

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