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ChatGPTに5万円でできる自己投資を聞いたら答えがやばかった
最近、雇われない形で自力でお金を稼げないかと模索してます。
そこでふと、
もし自由に使えるお金が5万円あったら、再現性が高くかつ一番稼ぐ力がつく自己投資とはなんだろうか
と疑問に思ったので、今話題の(遅い?)あのAIに聞いてみることにしました。
そして、そこで驚愕の事実が明らかになりました。
それではさっそく、そのやりとりを見ていきましょう(テレビ司会者風)
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まぁ、無難な回答と言いますか、クリーンヒットとはいかずとも抑えるべきところは抑えている、とても優秀な返答だと感じました。(メンタルヘルスに関することに触れるなど)
…はい、問題はそのあとです。
私は1の、“優れた書籍やオンライン講座”が気になったので、具体的にどんな書籍やオンライン講座を受講すればいいのか聞いてみました。
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ここで、普段から本を読むという方はピーンと来たかもしれません。
私は基本流し読みしかできないしない人間なので本にあまり詳しくなく、あやうくそのままスルーしてしまうところでした。
まず、『7つの習慣』はスティーブン・R・コヴィー氏で合ってます。
また、『マインドセット』のキャロル・S・ドゥエック氏も合ってます。
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しかし、それ以外の項目で数多くのでたらめを発見しました。
『思考は現実化する』はジェームズ・アレン著ではなく、ナポレオン・ヒル著です。
※ジェームズ・アレンは『「原因」と「結果」の法則』の著者です。
ジェームズ・アレンはナポレオン・ヒルに影響を与えた人物として有名なようですが、『思考は現実化する』の著者ではありません。
…まぁまぁ、ここまでは関連性が認められるため、許容範囲です。
しかし、『データ解析のための統計モデリング入門』という本はありますが、著者は“野中郁次郎”氏ではなく“久保拓弥”氏となっています。
また、『1分間マネジメント』について調べても出てこなかったので、ChatGPTに聞いてみました。
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『1分間マネジメント』ではなく、『1分間マネージャー』という本が実在するとのこと。
調べたら、ありました↓
※ちなみに、著者はキャロル・H・ウォレスではなくK・ブランチャードとなっています。
っていうか、むしろ『1分間マネジメント』というタイトルの本が読みたくなってきたんですけど…。いったいどんなマネジメントよ!気になっちゃうよ!
また、最後の
『新版 理解する力――書いて、語って、伝える技術』(板倉康二著)
という本に至っては、この世界に存在すらしていませんでした。
あやうく私の中で実在していない本が爆誕するところでした…。(ってか、“板倉康二”って誰やねん)
いや、むしろ読んでみたくなるよね。実在しないとわかるとがぜん読みたくなっちゃうよね。書いて、語って、伝える技術、気になっちゃうよね。
ちなみに、ChatGPTの言い分はコチラ。
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しかーーーし!!
『理解する力―書いて・語って・伝える技術』をいくら調べても、出てきませんでした。
いや、どんだけ書いて語って伝える技術にこだわりがあんのよChatGPT…。
その一連のやりとりがこちら。
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うん、あの~、どこからツッコんでいいのかわからない…。
『伝え方が9割』の著者は佐々木圭一氏であり、“杉田圭一”氏でも“村上陽一郎”氏でもありません。
この、嘘に嘘を塗り重ねていくスタイル、むしろその清々しさにアッパレと言いたくなります。
というか、ただのAIで日本語対応もしてくれて無料で利用できるのに、こんなに詰めてゴメンねと謝りたくなるレベル。
ここでChatGPTについて調べると、研究者でプログラマーの方が書いた記事にこんな記述が。
この結果、辛辣な表現をあえて使うなら「とりあえずそれっぽいことを表面的に語るだけの、実は無能なヤバい奴」が生まれた。それがChatGPTのもう1つの側面だ。
ChatGPTのアプローチでは極めてつまらない人間、つまり“それっぽいことを、それっぽく話せるだけの人間”と、同じような振る舞いしかできないのだとわかった。
ようするに、AIとはいえ限界があり、ChatGPTのスタンスとして、
え~よくわかんないや。とりあえず適当にそれらしく答えとこ。間違ってたらめんご☆(てへぺろ)
という側面があることがわかりました。
つまり、ChatGPTが一部事実を織り交ぜながらそれらしい回答をしてきても、
一人ひとりがきちんとその真偽を精査する必要性があることを、改めて実感したのでした。
ますます他人軸ではなく自分軸で生きていく必要がありますね…。
そもそもChatGPTは作業を効率化したり補完する役割でしかなく、あくまでメインは人の頭脳によって活用されるべきと言われているので、
それが今回明らかになった形となりました。
ってか、実際にChatGPTみたいな人がいたらサイコパス感がハンパなくて、かなりヤベー奴ですよね…。
他のnoterさんも言ってましたが、アレクサの「すみません、わかりません」の方がはるかに機械くさくて(?)、親しみやすい気がします。
ということで、私が考える5万円でできる自己投資は、また別の機会に書くことにします🤣
ちなみに、自分だったらこんな自己投資するよ~などご意見ありましたら、どんな意見でも構わないので教えて頂けると嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました🍀
とりあえず、今回の一連の騒動(?)で見つけた関連本を図書館で予約しておきました。
※すごい詰めちゃってごめんね、いろいろ教えてくれてありがとう、ChatGPT。
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