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諦めないで!7歳からでもできる犬のハミガキトレーニングのコツ

とにかくハミガキが大嫌いな子いますよね。

何が何でも、口には触らせない!!
と断固拒否するわんちゃん。

あまりの嫌がりぶりに
まともにハミガキの習慣できずに、
気づけばもう
シニアと言われる年齢に…

もう年齢的にも
これから習慣づけるのは不可能そう。
ハミガキなんか絶対無理だわ。
って諦めていませんか。

寿命を伸ばしたいなら、ハミガキは
諦めないで!

今まではみがきをせずに
高齢になった子の悲劇の
数々を目の当たりにしているので

本当に声を大にして言いたい!
はみがきは頑張ってほしい!


歯が悪くなりすぎて、
歯の根本から大出血し、
貧血で死にかけた子もいます。

重度の歯周病のせいで
顎の骨まで溶けて、
顎が骨折しブランと
垂れ下がっている子もいました。

歯の健康は、歯だけでなく
ほんとうに全身に影響します!

例えば、心臓の病気で
心内膜炎という病気がありますが、
子の病気の原因になっているのが
歯の歯周病菌だとも言われます。

腎不全の悪化にも歯周病が
関わっているとの報告も!

そして、やっぱり
いつまでもご飯を美味しく
食べていたいですよね。

私は、自分自身が
亡くなる直前まで
自分の大好きなお肉を
食べたいと思うのですが、

歯周病などの歯の痛みで
食べたいものを食べられないのは
本当に辛い。

そんな辛い未来を
愛する我が子に迎えさせない
ためにも、

例え、今がシニアであろうと
今からでもハミガキを
諦めずに取り組んでください。

今回はそのためのハミガキの
コツについてお伝えしたいと思います。

1、ステップごとに練習

まずは手で、
口元を触る⇒唇をめくって歯茎にさわる
⇒前歯さわる⇒奥歯さわる

段階を踏んだステップを順番にやってみて
どこまで触らせてくれるのか
確認しましょう。

今度は歯ブラシで、同じく、
口元を触る⇒唇をめくって歯茎にさわる
⇒前歯さわる⇒奥歯さわる

どこまで許容してくれるのか
確かめましょう。

基本的には
これができればハミガキは
多少なり受け入れてくれる
ようになります。

今どこのステップまでは
できるのか
現状を確認してくだい。

そして、受け入れられない
のがどのステップからなのか
わかったら、

今度は
その受け入れられないことを
受け入れられるように慣らします。

とにかく、おやつのご褒美を使って、
嫌なこと→『おやつをもらえる楽しいこと』
に認識を書き換えていく必要があります。

何度も何度も
繰り返し教えてあげましょう。

それぞれのアクションを
行った時には、
素早くおやつを与えて、

何かいいことがあるぞ!
というをわかるまで繰り返しましょう。


ここで大事なことは、
とにかく嫌がったときに
無理にしないこと。

2、数ヶ月以上かかることを覚悟

飼い主さんの根気が必要です。
焦らないこと。

若い時の方が
受け入れてくれるのは早いです。

しかし、若くないからと言って
慣れてくれないわけではありません。

わんちゃんはいくつになっても
学習します。

そのために時間を
しっかりかけていくことが
もっとも大事なのです。

上でもお伝えした通り
無理強いして、また嫌な気持ちに
なってしまうと

トレーニングが振り出しに
戻ってしまいます。

3、本人が受け入れてくれそうなタイミングを狙う

本人がトレーニングを
受け入れてくれそうな時に
行うという工夫も大事。

いまハミガキの気分じゃない!!
というときにしないこと。

たとえばゆっくりリラックスしている時に
いきなりハミガキをもって近づいてきたら、
今は嫌です!!
ってなるかもしれません。

たとえば、おさんぽに行って
帰ってきて上機嫌なときなら、
ちょっとは我慢して付き合ってあげるか…
と頑張ってくれるかもしれません。

おやつの時間なら
おやつほしいからがんばる!
とトレーニングに
真剣に向き合ってくれるかも。

トレーニングのタイミングも
大切です。

毎日大体同じタイミングで、
大体同じ時間にトレーニングすることで

習慣化され、ワンちゃんも
受け入れやすくなり
飼い主さんも忘れること
が少なくなるでしょう。


いかがでしたか?

シニアのわんちゃんのハミガキ
トレーニングのコツは

1、ステップごとに練習
2、数ヶ月かかることも覚悟
3、本人が受け入れてくれるタイミングを狙う

でした!


ある程度ハミガキの習慣が
ついてきたら、


歯石取りを検討して、
お口の状態をリセットする
となお良いですね!

それでは、早速、今すぐ
ハミガキを諦めてしまっている
飼い主さんは、

わんちゃんの機嫌を伺いつつ、
お口にタッチ、やっていきましょう!

お口の健康は、健康寿命を伸ばします!
頑張りましょうね!


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