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日英arm陣営 vs 米国半導体クアルコムとの対立
英国arm(日本のSoftBank)と米国クアルコムにプロセッサIPライセンスの対立です。
昔の映画「007消されたライセンス」というタイトルがありました。
IPライセンス取り消しは、クアルコムの企業存続に関わる事態です。
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【ライセンス取り消し】
~引用~
英半導体設計会社アーム・ホールディングスは、長年のパートナーである米クアルコムにアームの知的財産をチップ設計で使用することを認めていたライセンスを取り消す方向だ。重要なスマートフォン技術を巡る争いがエスカレートしている。
ブルームバーグが確認した文書によると、アームはクアルコムに対し、いわゆるアーキテクチュラルライセンス契約の解除を巡り義務付けられている60日前の通告を実施した。この契約により、クアルコムはアームが保有する標準に基づいて自前のチップを開発することが可能となっていた。
両社の対立は、スマホやパソコン(PC)市場を揺るがすだけでなく、半導体業界で大きな影響力を持つ2社の財務や業務を妨げる恐れがある。
クアルコムは「アンドロイド」スマホの多くに使われている技術であるプロセッサーを年間で数億個販売している。契約解除が発効すれば、同社は約390億ドル(約5兆9000億円)規模の売上高の多くを占める製品の販売停止を余儀なくされるか、多額の損害賠償請求に直面する可能性がある。
【クアルコムの動向】