社会課題多き高齢者大国ニッポンの未来
日本は高齢者大国です。
2024年9月15日現在の推計で日本の65歳以上の人口は、3625万人となり、前年から2万人増えて過去最多です。
実は、高齢者検証は障害者ビジネスの検証になります。
日本は超高齢化社会ということで、海外から注目され研究されています。
その研究の対象は、障害者です。
障害者は、高齢者のケーススタディとなっており、パーツ・パーツで障害があるが、社会の中で生きています。
この障害者の課題が今後の高齢者の課題となるとされています。
よって、障害者ソリューションを実現する事は同時に高齢者問題を解決する事になり、高齢者ビジネスモデルの先進国になります。
現代の日本は世界一の高齢化社会で、日本政府も人生100年時代構想を掲げています。
日本では超高齢化社会に伴い、2025年には認知症患者は700万になると見込まれています。
また、厚生労働省の2017年(平成29年)「人口動態調査」のデータでは、肺炎の死亡数は約9万7000人で死因第5位、誤嚥性肺炎の死亡数は約3万6000人で第7位になっており、両者を足すと脳血管疾患(約11万人)を大きく上回り死因第3位となっています。
肺炎も私たち日本人の大きな健康リスクになっていることは、統計データからも明らかです。
飲み込んだ食事が誤って肺に入り、肺炎になります。
この誤嚥によって起きる肺炎を誤嚥性肺炎と呼ばれています。
日本人の死因の第3位は肺炎で、75歳以上の高齢者の肺炎の9割が誤嚥性肺炎なのです。
癌や心疾患などの大病を克服した高齢者だけでなく、大病せずに長生きしてきた高齢者にとって今、肺炎こそが最後のハードルになっています。
~引用~
9月16日の「敬老の日」を前に、総務省が日本の高齢者の姿についてとりまとめました。 報告書によりますと、9月15日現在の推計で日本の65歳以上の人口は、3625万人となり、前年から2万人増えて過去最多です。 日本の総人口が59万人減少する中での増加となり、総人口に占める高齢者割合は29.3%と、こちらも過去最高となりました(※前年の29.1%から0.2ポイント上昇)。 世界の65歳以上人口の割合10.2%と比べて、日本の高齢化率は約3倍で、人口10万人以上の200の国と地域の中では、最も高い結果となっています。
日本 29.3%
イタリア 24.6%
ドイツ 23.2%
韓国 19.3%
アメリカ 17.9%
中国 14.7%
インド 7.1%
日本の65歳以上人口の割合は、4.9%だった1950年から、一貫して上昇が続いています。 国立社会保障・人口問題研究所の推計では、この割合は今後も上昇を続け、第2次ベビーブーム期(1971年~1974年)に生まれた世代が65歳以上となる2040年には34.8%、2045年には36.3%になると見込まれています。
【一般社団法人サイバースマートシティ創造協議会(MCSCC)の高齢者スマートシティ機能プロジェクト】
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