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HBMがDRAM主力ビジネスとなる

韓国SKハイニクスがDRAM市場で優勢が続くのは、米国エヌビディアとのチップレット内にインテグレーションされたHBMでのビジネスモデルです。
当然、エヌビディア採用には認定制度があります。

【AI半導体とハイブリッドのHBM】
~引用~
米ボストン・コンサルティング・グループはデータの一時記憶に使うDRAMの出荷量が2027年に550億ギガバイトに達し、24年比で77%増えるとの見通しをまとめた。DRAMの需要はメーカーの供給量を上回るペースで増えるため、27〜28年には世界でDRAM不足が深刻になる可能性があるという。生成AI(人工知能)の普及で、データ転送速度に優れるDRAMの需要が拡大している。

【韓国サムスン電子の動向】
~引用~
サムスン電子は、高付加価値製品である高帯域幅メモリー(HBM)市場で競争に押され、汎用製品に頼っているが、汎用メモリーの供給過剰で打撃を受けたものと分析されている。DS部門の第3四半期の営業利益コンセンサスは4兆~4兆4000億ウォン(約4432億~4876億円)台で、SKハイニックスの営業利益(7兆300億ウォン-約7790億円)の60%程度に過ぎない。
~略~
サムスン電子は、第5世代半導体HBM(HBM3E)製品のパフォーマンスに問題があり、依然として米半導体大手エヌビディアへの供給ができていない。第6世代HBM(HBM4)で勝負に出るという戦略だが、内部では懐疑的な声が出ている。DS部門の競争力弱体化がHBMだけでなく、DRAM全般で現れているからだ。SKハイニックスは、エヌビディアや、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)と提携し、次世代HBMを開発し、技術の格差を広げている。 サムスン電子DS部門の従業員の間では「SKハイニックスを再び逆転するのに3年か5年かかるかもしれない」という不満の声が出ているため、創立記念式で最高経営陣のメッセージに関心が集まっている。

【サムスン電子の動向】


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