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民間資金経営がまともなサムスン電子、国費投入の放漫経営ラピダスとの違い

同じ米国IBMのGAAプロセス陣営で、韓国サムスン電子とラピダスの経営陣の判断が別れました。
最先端ノード2nm設備投資し、ファウンドリで利益を出すことが難しいという事と半導体リセッションに備えるサムスン電子は、賢明です。
対するラピダスは実績のない先端ファウンドリ開発に突き進んでいます。
ラピダスは、まるで日本軍大本営のカミカゼ特攻と玉砕戦術です。
私の意見は、サムスン電子の経営判断が正しいでしょう。
サムスン電子は、米国での先端ファウンドリの問題点を検証する事が優先になったのでしょう。
IBMプロセスは歩留まりが上がらないのです。
そして、ファウンドリはAI半導体バブルにもリアルな市場が見えて来た(顧客)と言うことです。

日本経済新聞 ラピダス資金スキーム

【サムスン電子の経営判断】
~引用~
韓国サムスン電子がテキサス州テイラーに新設する工場向けにオランダのASMLに発注していた半導体製造装置の受け取りを延期したことが、事情を知る関係者の話で分かった。
サムスンはまた、同工場に関して他の一部サプライヤーへの発注も控えているという。同工場で生産する半導体について、主要な顧客をまだ獲得していないことが背景にある。
170億ドルを投じて建設するテイラー工場は、同社が主力製品のメモリー半導体に加え、半導体受託生産に事業を多角化する戦略の肝となっており、設備納入の遅れは先行きに不安材料となる。
競合する半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)や韓国のSKハイニックスはAI(人工知能)向け半導体の旺盛な需要を受けて高性能半導体の生産を増やしており、サムスンとの差が鮮明になっている。
ASMLは15日、2025年売上高見通しを下方修正。AI以外の分野が弱いことや、半導体工場の延期を理由に挙げた。

https://finance.yahoo.com/quote/005930.KS/

【日本政府資金ジャブジャブのラピダス】


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