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日本半導体再興で語られない成長戦略の核となる具体的なビジネスプラン

日本政府と自民党総裁選では、今半導体ブームの中にあるようです。

【日本の半導体戦略は蜃気楼】
~引用~
自民党総裁選でポスト岸田を目指した各候補が、相次いで半導体をめぐる経済政策に言及している。
幹事長の茂木敏充氏は、半導体をはじめとする戦略分野の拠点を地方に立地する日本列島の改造論を唱えた。前経済安全保障相の小林鷹之氏も、半導体を念頭に国家プロジェクトを各地につくっていくと述べた。
「日本をもう一度世界のてっぺんに押し上げたい」と意気込む現経済安保相の高市早苗氏。

【筆者の週刊エコノミスト寄稿記事】
経済・企業日本経済総予測2024
国策ファウンドリー「ラピダス」の危うさ 設計や後工程のリソース不足も懸念 豊崎禎久
2023年12月11日有料記事
~引用~
見えない顧客、製品
次の問題は、経営陣が語る展望からは、具体的な顧客や最終製品が見えてこないことだ。ラピダスは顧客から注文を受けて製品を製造するファウンドリーであり、顧客あってこそのビジネスとなる。しかし、ラピダスからはどのような顧客から受注し、どのような最終製品向けに半導体を製造していくかという展望が見えない。
ラピダスは23年度中に、米シリコンバレーに営業拠点を開設することを表明しているが、実績のないラピダスに製造を委託するメーカーが現れるとは考えにくい。


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