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AI半導体は幻想なのか

米国セレブラス・システムズの成長抑制要因は、中東向けで独占であること、米国政府から対中戦略でAI半導体出荷規制がかかるリスクがあります。

【セレブラス・システムズ】
~引用~
エヌビディア一強の打破を狙うのが新興企業セレブラスだ。ベンチャーキャピタルのアルチメーターやベンチマークなどの支援を受ける。セレブラスが生産しているのは超高速メモリを搭載した膨大な数のプロセッシングコアで、9月30日に公表したIPO関連文書で、優れた性能を宣伝している。上半期の売上高は1億3600万ドルに上り、2023年通期の約2倍に当たる。利益は出ていないが、営業損失は従来の売上高比100%以上から約3分の1に縮小した。
ただ、特に目配りしておきたい点もある。セレブラスが今年販売したプロセッシングコアのうち、アラブ首長国連邦(UAE)首都アブダビに拠点を置くG42というAI開発企業1社がその97%を購入し、実質的に販売部門の成長の全てを担っているのだ。
セレブラスは最近、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコと契約を締結するなど、他にも展望はあるものの、大きなリスクも存在する。例えば、米国家安全保障の規制当局が輸出を禁止する可能性だ。

【米国政府の対応】


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