カレーVS数学!黄金比で解き明かす最高に美味しいルーのはいGO
みなさん、カレーを作るとき、ルーと水の配合に悩んだことはありませんか?「今日はシャバシャバしている...」「あれ?固まりすぎたかも…」と感じたこと、ありますよね。
実は、市販のカレールーのパッケージには、適切な水の量がきちんと記載されています。例えば、バーモントカレーならルー半量(トレー1個分)に対して水850ml、S&Bとろけるカレーやジャワカレーなら700mlが目安です。
これらの配合は、メーカーが試行錯誤を繰り返して導き出した黄金バランス。多くの家庭で美味しいカレーを作るための「安全な指標」として活用されています。ただし、使う具材の種類や量、調理環境によって、最適な水分量は変わってきます。だから、「レシピ通りに作ったのに今日は違う!」という経験をされた方も多いはず。
そんな中、一部の料理愛好家やシェフたちは、カレーの配合に“数学的なアプローチ”を試みているんです。例えば、あの「黄金比」(1:1.618)を参考にして、ルーと水のバランスを調整することで、理想的なとろみや風味を追求するという考え方です。
「本当にそんな方法で美味しくなるの?」と思う方もいるかもしれませんが、この考え方には一定の理があります。黄金比を活用することで、とろみの粘度がご飯に絶妙に絡み、スプーンですくった時の“落ち方”が美しく仕上がるのだとか。
ただし、これもあくまで「ひとつの目安」に過ぎません。中には、「夏場は水分を少し多めにする」「具材から出る水分を考慮して最初の水を減らす」など、季節や状況に応じた微調整を重視する声も多いのです。
最も大切なのは、やはり「自分の感覚」です。ルーの説明を参考にしつつ、途中で味見をして、「もう少し煮詰めよう」「ここで水を足そう」といった調整を楽しむことこそが、カレー作りの醍醐味なのではないでしょうか。
だからこそ、家庭でカレーを作る時には、ぜひ「自分だけの黄金比」を探求してみてください。ルーと水のバランスを微調整しながら、その日の気分にピッタリの“最高のカレー”を見つける瞬間を楽しんでいただければと思います。
次回は「カレーと漫画の深い関係」をテーマにお届けします。お楽しみに!
(おわり???)