三浦アルプス(その8)
11月下旬から仕事が多忙になってしまい、平日は余裕がなくなっています。
そこで週末。多少の疲れはありますが、スピリチュアル的な力を借りて心を落ち着かせるため、三浦アルプスへと行ってきました。
最近は森戸川林道ばかり行っていますが、今回は、まだ行ったことのないルートから入って、三浦半島を横断するつもりでいました。
ところが、朝なかなか起きれずに出発が遅れたのと、途中で妥協したため葉山町内を歩くにだけになりました。
三浦半島横断は、また次の機会にします。
さて、12月上旬の快晴の日、京急の逗子・葉山駅からバスに乗り、「仙元山ハイキングコース」の入口に向かいます。
この時点で午前11時、前日に頭に描いた構想よりも2時間遅れです。
ハイキングコースの入口は、トンネルの上を越える急坂がスタート地点です。
最初から結構な勾配だなーと思いながら登っていましたが、坂の途中まで行って、ふと後ろを振り向くと絶景が待ってました。
湘南の海が一望できて、中央に江の島が、奥には富士山から丹沢の山々がよく見えました。
ちょっと、電線が邪魔ですが。
「葉山教会」の脇から山道に入り、斜面を登ります。
そして、数百メートル歩くと「仙元山展望台」に到着します。
そこからも、相模湾と富士山の美しい風景が見えました。
森戸海岸の先にある「葉山灯台」、別名「裕次郎灯台」も見えました。
スタートしてからそれほど時間は経過していませんが、展望台のベンチで少し休憩して、次に「ソッカ」と呼ばれる地点に向かいます。
展望台からソッカまで地図上での距離は1kmくらいだと思いますが、道中、とてつもない階段が現れました。
この階段をクリアして、少し歩くと無事ソッカに到着しました。
なぜソッカと呼ばれるのかよく分かりませんが、少し開けていて休憩できる場所でした。
今回はここでコンビニで買ったおにぎりを食べました。
次に、ソッカから「観音塚」を目指します。
途中の分岐点で最初の迷いが生じて、森戸川林道に降りようかと迷いましたが、ここではその迷いを振り切りました。
この辺の道は、進行方向の右手は急斜面になっていて、その下には民家が見える道が続き、その奥には湘南国際村の建物が見えました。
やがて観音塚に到着。
観音様にお礼をして、写真を撮らせていただきました。
真ん中辺の木漏れ日が神秘的に写りました。
次に目指す場所は「高塚」と呼ばれる場所ですが、ここは観音塚から距離にして200mくらいだったでしょうか。
何の表記もなくて、よく分かりませんでしたが、GPSで見ると間違いありませんでした。
ちなみに、この地点は「新沢トンネル」の真上のようです。
そこから、しばらく歩くと再び森戸川林道に降りれる分岐に差し掛かりました。
この先は、春に林道から登って歩いたことがある道です。
さらに歩いて「大桜」に到着。
この先、横須賀方面に行くと夕方遅くなりそうなので、春に歩いたルートのとおり、葉山の上山口地区へ降りて行きました。
この日の歩行距離は9.1kmでした。
体力的にはもう少し歩けましたが、まぁ、無理をせず妥協して翌日に備えました。
忙しい中、以前であれば休日に山歩きなんて考えませんでしたが、自然を満喫できて曇った心が晴れて、気力も回復したように思いました。
次回はもう少し早く起きて、まだ歩いていないルートで、もっと長い距離を歩こうと思います。
年内にできるかどうか・・・。