三浦アルプス(その5)
1か月振りに三浦の山に入りました。
今回は横須賀の田浦から入り、途中の分岐を逗子の二子山方面に進み、馬頭観音様の前を通って、二子山には登らずに森戸川林道へ降りて葉山町に出るコースを選びました。
田浦から入るのは2度目、森戸川林道は4回目ですが、途中の馬頭観音様のある道は初めてとなります。
この1か月の間に三峯神社奥宮への登山もしているので、それほどのキツさは感じないだろうと思っていましたが・・・、予想どおり体力の消耗も少なく、また、1度も道に迷ったり間違ったりすることなく、予定していたコースを予定どおりに進めました!
5月下旬の日曜日の午前中に京急田浦駅に到着。
そこから住宅街を抜けて「田浦三丁目入口」の登山口に入ります。
階段を登り、ハイキングコースに入ってしばらく歩くと、山を切り崩した開発途中の広い空き地が見えてきました。
前に通った時はマンションか住宅地を作るのかな?と思っていたのですが、そうではなく「湘南田浦メガソーラー」という太陽光発電のパネルを設置する場所だそうです。
写真の中央遠くにブルーシートがかかった長方形の物が見えますが、これが太陽光パネルでしょうか?
日本各地で太陽光パネルを設置した場所が川の氾濫や山崩れ等の災害に見舞わることがあるようですが、ココは大丈夫なのでしょうかね。
それと、詳細な場所はよく知りませんが、この辺りに一部のマニアには有名だった「田浦廃村」と呼ばれていた廃村があったそうです。
廃村と言うと、地方の山奥にひっそりとあるイメージですが、田浦廃村は街中に近く、コンビニにも歩いて行ける距離にあったにもかかわらず廃村となっていた、とても珍しい場所だったそうです。
検索すればYouTubeの動画等はいくつも見つかると思います。
ちなみに、私は行ったことはありません。
しばらく歩いた後、「FK3」と定められている分岐を予定どおり二子山方面に進みます。
いままでも、馬頭観音様があることは知っていましたが、お目にかかったことはなかったので、今回はこの道を選んでみました。
で、またしばらく整備されたハイキングコースを歩いているうちに馬頭観音はまだかなー、と思いスマホの山岳マップを確認してみると・・・。
何と「馬頭観音」と書かれている地点の真上に立っていました(笑)。
えっ!と思い、すぐ右横を見ると階段が数段あって、その少し奥に観音様がおられました。
偶然ではなく、観音様のお導きだったような気が・・・。
ちょっとスピリチュアル。
もし、そこを通り過ぎたとしても、すぐ先に看板が立っていたので、まー、気が付いたと思います。
この観音様の台座には、文政3年(1820年)と刻まれており、203年の歴史があるそうです。
確かに歴史を感じました。
持っていたミネラルウォーターでお供えのお水を替えて、道中の無事をお参りさせていただきました。
またしばらく歩いているうちに、二子山方面と森戸川林道方面の分岐に差し掛かります。
そこを林道方面に下って行きますが、この部分は少し難易度の高い道で、急斜面や川の淵を歩くことになります。
そして、いつもの森戸川林道の終点付近に到着しました。
今回のお昼はコンビニのおにぎりではなく、カップ麺!
小型のアウトドアバーナーを買ったので、お湯を沸かしていただきました。
林道の終点でお昼を食べていたら、小魚が泳いでいるのを見つけました。
今までも、林道沿いの川に魚が泳いでいるのを見かけていましたが、今回はこの林道終点地点でも見ることができました。
種類までは分かりません。
ですが、帰り道にそれよりも大きな魚を見かけました。
帰ってからネットで検索して、この流域の生物の生息状況についてのレポートを見ましたが、おそらく「アブラハヤ」というハヤの種類ではないかと思います。
側面にラインが1本入っているのと大きさ的にそうではないかと感じました。
ヤマメもいるらしいですが、体の模様が違いますね。
そういえば、三峯神社には串に刺さったヤマメの塩焼きが売っていました。
今回は、総歩行距離12.4kmで、二子山から森戸川林道に降りる道を除いては、ごく普通のハイキングコースでした。
それでも、自然のパワーをたくさんいただきました。
また、日曜日で時期的にも丁度いい気候だったせいか、今までよりも人がかなり多かったです。
トレイルランニングしている人もたくさんいましたし、ロードバイクで走っている人もいましたし(ちょっとビックリ)、30人くらいのご老人の団体様もおられました。
森戸川林道にはバードウォッチングをしている、大きな望遠レンズを構えた人も大勢いました。
これから梅雨に入り、夏は危険な暑さになるかもしれないので、次に来るのはもしかしたら、9月下旬ころになるかもしれません。
それまで、充電した森のパワーが持たないような?
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