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直観したことを歪めずに現実化するには
「創造者は自分が建設者であって、建設されたものではないということを知らなければならない」
「創造的な建設、遂行、その後の崩壊という、こうした周期をよく研究して欲しい。これらの周期は太陽系にも、人間にも、創造的な思考者がつくる想念形態にもあてはまる。すべての美の秘訣はこれらの周期の正しい働きにある。物質界におけるあらゆる成功の秘訣は法則と順序を正しく理解することにある。熱誠家にとっての努力目標は、メンタル質料で正しく形態を支配し、しっかりとした考えをもってそれを用いることが自らの進歩にとって不可欠であるということを覚えておかなければならない」
(『ホワイトマジック』アリス・ベイリー著)
人間の大事な仕事は、神の王国、または魂の王国を地上に建設することである。それは白魔術師の仕事だ。
そのためにはまず、低位我(肉体、アストラル体、メンタル体)の浄化と純化が必要。そして、魂のエネルギーつながることができるように努力する。その後、魂が物質界で表現できるように、低位我は魂の乗り物であり道具になるようにする。
●アストラル体浄化の重要性
魂からの呼びかけに脳が反応し、アイディアの青写真を描く。そしてそれを歪むことなく地上に顕現させるためには低位我の純化は必須になる。
中でも、アストラル体の純化が最も困難でやりがいのある世界だ。
アストラル的な活動として良く見られる状態として以下5つが主なものとしてあげられる。
Ⅰ恐怖心
Ⅱうつ状態、もしくはその対極のそう状態
Ⅲ動物的な欲求の満足を求める願望
Ⅳ幸福を求める願望
Ⅴ解放を求める願望。熱誠
●創造、遂行、破壊
周期の法則としての3段階を認識することも重要だ。
何かが形になると、人間は執着しはじめ、それをなかなか手放すことができなくなる。しかし、宇宙の法則としては、創造されたものはある程度維持され、役割を終えれば崩壊する。
自然界をみたら、それはよくわかる。春に芽吹き、初に花が咲き、果実を実らせ、種を残す植物の営み。それはまさに、その周期に繰り返し。
形態の崩壊は、そこにやどるエネルギーが成長し、もうその衣ではサイズが合わなくなった時に、どうしても起きる現象である。
想念形態を実際の現実世界に形をもって顕現させる時には、周期を理解すること、変化のエネルギーに敏感になることによって、次の流れを察知し、執着せず、手放し、次のサイクルを受け入れる準備をすることができる。
アストラル体の性質や、感情のケア、欲求のコントロールについては、noteのマガジン・アストラル体研究にも記事があります。