宇宙の中心からやってくる「生きる意志」
私たちは「生命」というと、目の前の植物や動物や人間から発していると思っているけれど、実は、もっと深淵なるところからやってくる感覚なのだということ、改めて感じなおしたいと思った。
春に生き生きと芽吹く木々の葉や花芽のみずみずしさ、走り回る猫の躍動感、冬眠から目覚めるカメムシのうるさい羽音だったり。それらはすべて、宇宙の中心からやってくる「生きる意志」であり、宇宙に響き渡る音であり、太陽によって目覚めさせられる細胞たちの振動。
しかし人間は太陽が輝こうが隠れようが、自分の中にある光で自分を目覚めさせられるように創られていることも忘れずにいたい。
『神智学大要 コーザル体 第3章 モナドの発出』より