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魂の道への背中を押すこと

東日本大震災を体験した2011年、私はセラピストとして、自分に何か足りないと思うようになりました。それが、魂の視点であることが後々判明します。ずっと気になっていたことだけれど、スピリチュアルなことは怪しさが先だって、あまり進む気になれませんでした。

311はそういう意味では、進むきっかけだったのです。

8月になってからやっている、魂の占星学セッション。ここでは、魂とパーソナリティの様相について、ホロスコープを使ってみていくことをやっています。大切なのは、12サインや天体の表面的な質を観るのではなく、本質的なエネルギーにできるだけフォーカスすることです。

うけていただく方にも、受け身にならないように、自分自身のパーソナリティと魂を見つめられるような事前の質問をお送りしています。

今までも講座を受けている方に、お互いに研究していくというスタンスで、秘教占星学的な視点でホロスコープを観ることをしていましたが、今回改めてセッションとして行ってみて、魂に接触し始め、徐々に近づこうとしている人は、そのエネルギーをキャッチしていて、自分で理解し始めているということです。

魂的なものに接触する以前は、あまり迷いもなく、パーソナリティ的な感覚で、自分の個人的な欲求を満たすために進んでいくことができるのです。しかし、一度、なにか本質的なものに触れてしまったときに、もう、それでは満足することができなくなります。

そうした時に、一瞬混乱し、方向を見失うのです。それがいつ起きるかは人によって様々です。ただそれは、成長しようとしている自分がいるということを示しているといってよいでしょう。

なので、セッションを進めていくと、だいたい、「自分が感じていたのは間違っていなかったことが確認できて安心した」というフィードバックが多いのです。

こういう時に、方向を見誤らず進めるようなサポートができたらな、と思っていたので、少し役立てるようになり、私の魂は喜びを感じています。

もちろん、人間の成長はずっと続いていき、魂の道を目指す決心をするや否や、様々な課題が訪れるものです。ただ、覚悟ができた人にとっては、世界の見方が徐々に変化していき、自分の意識が気づいたら広がっていることに気づくのです。

そのプロセスの中で、躓かないための地図を手渡し、躓いたときのためのサポートをすることを、効果的にできる人間になりたいと改めて思いました。

期間限定のセッションは、閉め切りましたが、それを踏まえて、レギュラーの個人セッションとしての形を秋に向けて作りたいと思っています。

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