『魂の光 パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』は秘教本の著者であるアリス・ベイリーが記したものである。マインドを統御し、真我とつながり真理を見る意識を養うことは、現在の人類にとっての課題でもある。
現在、読書会で第2の書進行中ですが、並行して第3の書を読んでいるので、自分でピンと来たところの覚書を記す。次に読むと、違うところに線を引くと思うので、覚書として。
ラージャヨガでは、マインド、思考の変異を止めることが課題である。思考も感情も肉体も魂の道具。思考の使い方を知らずして、魂の意志を実現することはできない。
自分自身を低位三体(肉体、アストラル体、メンタル体)と同一化することをやめて、自分を真我(魂)と認識できたときに自分は光であることをしる。感情や思い込みにとらわれない訓練が必要。
ラージャヨガや秘教で述べられている方法は「科学」であるから、再現可能なものだということ。いわれていることに従って自己訓練をしていけば、着実に意識が広がり結果としてサイキック的な能力を得る。サイキック能力を得ることだけを目的にしていては危険。それなりの人としての行をつむことで能力が与えられる。
*サイキック能力についての詳細は下記の記事もご参照ください。
人間は努力なくして、低位三界の世界から撤退することはできない。「集中、瞑想、観照」という最後の3段階に前にある5つの方法は、低位の世界から解放され、瞑想ができる準備として必須のことだ。霊的成長の法則や仕組みを知らないと、見当違いの方向に行ってしまったり、低位のアストラル界にしかつながっていないのに、高位の霊的存在とつながったと勘違いする。準備を整え、着実に進むことがやっぱり大事なのです。
修行論的な話には、低位サイキズムの危険性については頻繁に言及される。道に迷いこまない注意深さと識別力が必要。