気候変動危機に新たなアプローチ!IMPACT HERO2021決定!
こんにちは!Earth Company note編集部の小松です。
Earth Companyでは、次世代につなぐ未来をつくるために、アジア太平洋地域で社会変革に取り組むチェンジメーカーを1年に1人選び、「IMPACT HERO」として、3年間にわたってとことん寄り添う支援を提供しています。
そして、昨日、2021年から支援するIMPACT HERO2021をFacebookライブで発表しました!!
IMPACT HERO 2021は、インドネシアで気候変動危機に新たなアプローチで取り組むアリーフ・ラビックです!!
アリーフは、成長が早く温室効果ガスの吸収にも効果がある竹の可能性に着目し、植林と竹産業の振興を通して、荒廃した熱帯雨林の回復と、地元コミュニティの持続的な経済活動を可能にする1,000のバンブービレッジの創出を目指しています。
アリーフの構想のバンブービレッジのすごいところは、主に4つあります。
①気候変動に対する具体的な解決策である(竹は成長が早く、CO2の吸収率も高い)
②使われていない土地の有効活用(竹の力で環境の好循環をつくる)
③竹によって人々に生活の糧を与える(竹を植える、竹製品や竹の販売などサプライチェーンによる経済効果)
④社会的弱者の救済(竹に関する経済活動に、女性や若者を巻き込み、エンパワーメントする)
「竹」にこんな可能性があったなんて!驚きですよね。
そしてアリーフは、さらにそのバンブービレッジをインドネシアに1000つくることを目指しています。そうすれば、毎年1億トンの温室効果ガスを吸収することができ、100万人の雇用を生み出し、2000~4000億円のまーけっとをつくるからです。
さらにさらに、それを世界9か国で1万つくりたいという壮大な夢を持っています。
今目の前にあるのはコロナの感染拡大ですが、気候変動危機はさらに大きな人類最大の難題といわれています。
日本でも、菅首相が「2050年までに温室効果ガス実質ゼロ」を宣言するなど対策への意識が高まっていますが、気候変動への対策として自然の「竹」に着目したアリーフのアプローチは、まさに人と自然と地球にやさしいアプローチなんです!
昨晩のFacebookライブでは、Earth Companyの共同代表の濱川知宏がアリーフの選出理由やその活動内容を詳しく語るだけでなく、アリーフ本人も登場し活動への想いを語ってくれています!
ぜひご覧くださいね!