【Kindle出版】自分を売るのは悪いこと?それしかないけれど
眠れない、眠ろうとして
北に、
「今日は睡眠薬を飲んで、そして酒飲んで寝てしまえ。明日の朝はゆっくり起きて、神社にいくだけならいいだろ」
と、精神科の先生が聞いたら、跳び蹴りされそうなことをそそのかされ、薬を飲んで、ハイボールを飲んでいた。
30分もしたら、勝手に寝落ちする…
本を1冊。
本を2冊。。
本を3冊。。。
しまいには、自分の本まで読みだした。
「心理描写うまいなー、マジこれ最高」
酔っ払いの心理は怖い。
しかし、眠りは一向に訪れない。
なんとなく気がついていたが、そっと薬の在庫とゴミ箱をあさる。
「睡眠薬、飲んでないね」
さて、もうこのまま日付が変わったらあさんぽ(よるんぽだってば)行ってしまおうか。
師匠と白明さん
鳥本師匠は、うつ病でありながら、「自分と向き合い、現状の幸せ+未来の自分を支えるため」に様々な活動をされている。
1988年生まれ、うちの弟より1歳年上。
私は中途採用の転職をしてきたし、「すごいと思ったら年齢関係ない」という価値観を持っていること、これが自分で一番「誇れること」だと思っている。
そして、「一目惚れ」が多い。
これは恋愛でなく、友人や上司に対する好意であるけど、「いけすかない」と思った北ですら、初対面から確かに「無視出来ない」存在であった。
Twitter(X)で師匠を見ると、たまに病気で不安定になられたりして心配してしまうが、師匠はきっと、「気にするな」って感じだろうな。
白明さんは、私がKindle出版をしてから「ゆると~く」で作品を知って、「Kindle作家」として一番最初ファンになった人。
最初に「愚者」を読んだのだが、ちょっと言葉に出来ないほど衝撃を受けてレビューも出来ず、他の本を読んでレビューして、お茶を濁した。
私はダイエット本を書いて出版するつもりで、その夢は叶えた。
でも、最初の一冊では、「本当に書きたいこと」、「本当の自分の文体」など、我慢していた所があった。
「自分の文体」など、素人が笑わせると言われようが、こちとら気がついたらものごころついたときから創作していて、下手したら47年キャリアあるねん。
「ここが自分の魅力であり、また欠点」
は、自覚している所がある。
白明さんは、「最初の本は猫かぶろう」と思っていた私の頭をかち割った。
「なんやねん、この世界」
Kindle出版の奥深さを知った。
(ちなみに私の言葉に関西弁もどきが混じるのは、親戚に大阪人が多いのと、仕事柄関西の人と交流することが多かったせいである)
私の本の「評価」
やり方があるのかも知れないが、先月のKDPの売上げの見方が分からないし、最後にKDPのレポートいつ見たか曖昧だが、8月の売上げは「1000円」くらい。
今月は今の所、倍。
読まれているページ数も多い。
2冊目の本は予約販売をしたが、これが意外と予約されていて、また、1冊目の本を「定価」で買ってくれている方がいた。
1冊目の本は、正直、望や敏也にも宣伝して、無料キャンペーンの時読んでもらった。
しかし、2冊目の本は、けっこうきつい場面も多いし、私にしても「羞恥心」があり、「身内への営業」は一切してない。
noteの仲良しさんを身内っていうかは悩むけれど。
私のアイコンを描いて下さった猫の手さんは、こんな記事を書いて下さった。
「北本を読んでも、北は謎の人」
確かに。
私も本当に分からない。
なにこの人って思う。
私なら絶対近づかないもん、こんな私みたいな人間。
PONOさんは、最近「大切な家族」を亡くされたのに、私の1冊目の本に関する記事をまとめて下さった。
師匠もブログに書いてくれた。
白明さんもTwitterで書いてくれた。
「まずは自分で稼いだ1円」
そう思っていた6月の夢は突破した。
「自分の切り売り」
こう書くとひどいが、「私小説」が書きたい人なので、こうなってしまう。
ざらっと自分の年表を作った。
1972年 19歳の母が17歳の高校生の父と付き合い、私を妊娠、父逃げる
1975年 ものごころがつく前から、性的な悪戯を受けるようになる
1978年 なにもかもから守ってくれていた祖父、末期癌発覚から3ヶ月で死亡
1979年 小学生になり、学校の先生から「校内でたったひとりの母子家庭の生徒」として異常な忖度を受け、変に目立つ
1980年 覚えてないが何かあって死にかけて入院
1981年 ひとりで通院していた病院のリハビリの技師から性的暴行
1982年 解離性記憶障害の症状が出始める
1986年 母が恋人を作り自宅を去る
1986年 解離性記憶障害の発作を起こして気づかないまま自殺未遂、長期入院
1987年 中学3年生、高校進学を強く教師から勧められるが「あの人(母の恋人)の恥になるからどこでもいいから進学して」の一言で進学をやめて大もめ
1989年 母の経営する喫茶店でなんとなくバイトしてたら弟誕生、母死にかける
1990年 祖母危篤。「今夜が山です」と言われて、自分の今後について考えて、バイトしながら医療事務の資格取得
1991年 総合病院に勤務。バイト先で知り合った男にレイプされてなぜかそのまま付き合うことに
1992年 中学卒業から会ってなかった幼なじみと再会。「覚醒剤してて、捕まってた」「暴力団の人たちに輪姦された」とあっけらかんと言う彼女が心配で友人となる
1995年 妊娠、暴力、流産
…疲れたからこの辺で。
まあ、この後も、残業して徒歩で帰るしかなかった道の5mほど先で殺人があって、翌日自分でそのカルテの計算したり。
昔のバイト先の店長の自殺死体が勤め先に運び込まれ、計算したあげくにご家族の対応したり。
こないだ、あさんぽコースで見つかった死体は、結局事件なのか事故なのか。
私はこういう人生しか知らないから、「こんなものだ」と思っている。
「…異常だよ?」
北に若干引かれた。
その北にしても、「こういう私」に付き合い続けているのだから、相当だと思う。
こういう人生を送ってきたので、「ケータイ小説」が流行った頃、いくつか読んで「底が浅いなー」なんて思っていたのだ。
ま、「創作して口をしのぎたい」人間としたら、しばらくネタは尽きそうにないから、いいのだけど。
酔いは覚めたけど、寝不足の胃痛と頭痛。
北の勤務が終わるまで起きていて、電話してもらおうかな。