子育てでイライラしている自分が嫌いになりそうなときに知ってほしいこと
現代社会では 男女平等や経済成長鈍化の影響もあり
戦後の日本に比べて 働く女性が急激に増加しています
以前 よく言われていた「M字曲線」の下向きカーブもずいぶんと緩やかになり
結婚・出産を機に退職する もしくは働くことをやめて専業主婦になるという女性は少なくなってきました
「女性のうつ」は、働く女性に比べて 専業主婦の女性の方が多いという統計データがあります
現代女性は 自分のキャリアを追い求めても良いし 子育てに集中してもいい
多様な選択肢が広がっています
追い求めることがwell-beingにつながることになり
より良い人生を送れる可能性が高くなります
これは とても良い傾向だと思います
働き方も 時短ワークやリモートワークなど多様な方法を選択できるので
今後ますます働きやすい社会になっていくことでしょう
しかしその一方で
□自分のキャリアも追い求めたい
□立派な子どもにも育てたい
□家事も完璧にやりたい
□「女性だから」「両立できない」なんて思われたくない
と 心の中で自分にそう言い聞かせて頑張りすぎている女性が
とても多いことが分かりました
ここで注目すべきなのは 自分のことを周囲にどう言っているかではなく
「自分に自分がどう言っているか(説明しているか)」という点です
「〇〇したい」と言う感情と「〇〇出来ない」現実が 必然的にあなたを追い込んでいきます
理想ばかりを追い求め続けると それが本当に現実のように思えてきて
結果的に 自分を見失ってしまうことになります。
女性は 問題にぶつかると まずは自分でなんとかしなくてはと考え込む特性があります
対人関係ともなると さらに複雑に物事を考え込む癖があります
複雑なうえに悲観的な考え方が加わると どうなっていくでしょうか?
あなたがご自分を追い込んでいると感じたら
追い込んでいることや落ち込んでいる原因を紙に書き出して
このような風に 落ち込んでいる自分に 反論してみてください
□朝 いつも子どもにイライラしてしまうのは 私は朝が苦手だからなのだ
□怒鳴ってしまっても 私は また彼らのために精一杯の愛情を注いでいる
□私は 〇〇を精一杯やっている ダメな母親なんかじゃない
□私は 時間をつくれる時は 子どもの話を親身に聞いてあげている
私は、価値のない人間なんかじゃない
□〇〇ちゃんのママは 週に3回も外食してるが 私は 毎日食事は手作りしている など
ご自分がご自分を追い込み 落ち込んでしまう時には
この3つを確認してみてください
□「この問題は 永遠に続くと感じてしまっていないか?」
□「この状況は ずっと変わらないのではないか?」
□「この問題は 世の中で私一人だけが抱えている 最悪の問題だと思っていないか?」
落ち込んでいる原因を紙に書き出して ご自分の考えに反論してみることをまずはお勧めします。
継続できそうであれば ぜひご自分で続けてみてください
これからは あなた自身で「自己コントロール」する時代になります
そして あなたからコミュニティに所属して
周囲のサポートをうけることを選択することも重要です
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