英語学習のノウハウがITでも活きた⚙️英語好きな僕がエンジニアにゾッコンな理由
24卒・新卒社員が新米エンジニアとして奮闘&成長する姿を追いかける、【24卒・1年目エンジニアインタビュー】のシリーズ。
最終回となる今回は、エンジニア歴5ヶ月目(インタビュー時点)のS.Sさんが話を聞かせてくれた。
◆S.SさんがEarthに入社するまでの軌跡
〜僕と就活とEarth Technology🌏〜
外国語学部に所属し英語の学習に注力していた大学時代。学生生活を通じて習得したスキルや興味関心が就職活動にも繋がり、「英語」を軸にして業界/企業研究をスタートした。
「少しでも英語が絡みそうな業界はとりあえず情報を集めていましたね。あとは、培ってきたスキルを活かしつつ、自分の成長に繋がり、将来の選択肢が広がるような会社に就職したい、という思いを大事にして就活をしていました。」
そんな考えから候補に上がったのは、IT系・金融系・航空系の3つの業界。選択肢を狭めるためにと、周りにいる社会人の先輩からも情報を集めた。
「身近な人からいろんな話を聞く中で、率直に『面白そう』と興味を持ったのがIT業界でした。エンジニアとして働く兄と友人が良い面も悪い面も丁寧に教えてくれて...そこからはITに焦点を当てて調べ、その先でEarth Technologyを見つけたんです。英語力を活かしながら、未経験からでもITの仕事にチャレンジできることに惹かれて選考に進みました。」
◆Earthへの入社後のお話
〜4月からエンジニアデビュー🔰〜
興味を原動力に、新しいフィールドへの勇気ある一歩を踏み出したS.Sさん。1月開始の入社前研修に参加し、4月の入社とともにエンジニア業務を開始した。5ヶ月目を迎えた現在まで、S.Sさんの挑戦と成長の舞台になっているのは通信/ソフトウェア系の常駐先である。
「僕が携わっているのは、企業のお客様が社内で使用するネットワーク機器に関連した業務です。Catalystスイッチという機器をメインに扱って、その物販や新規増設に際した施工、機器の出荷前に異常がないかを確認する検証作業をしています。導入したら終わり、というわけではなく、機器を使用するお客様からのお問い合わせに回答したり、トラブルが生じた際に原因究明や解決を行う保守・運用業務もあります。」
技術的な業務が大半を占めており、業務内で英語を使う場面はほとんどない。就活時は「英語」を軸にしていたはずのS.Sさんに話を聞くと、配属先決定前の営業社員との打ち合わせ時に、技術よりの業務に携わりたいとの希望を伝えていたという。
「英語ももちろん使いたいですが、エンジニアとして仕事をする自分がまず伸ばすべきなのはITスキルだと思ったんです。これまでの経験から、英語は自己学習でスキルを伸ばせるのに対して、ITは勉強のノウハウすら知りません。知識の土台を築くためにも、まずは技術色の濃い常駐先に身を投じて実践経験を積みたいと考えていました。」
やりたいことを重視しがちだが、客観視しながら今の自分に必要なことを選択したS.Sさんの考え方に、強く納得させられた。
〜働き方・残業・チーム環境の実態🏢〜
実際の働き方としては、どんな環境でどのような働き方をしているのだろうか。
「平日勤務の土日祝日休みで、定時は9時15分から17時30分です。テレワークも可能ですが、実機に触れるチャンスを逃したくない一心で、出社するようにしています。困った時に周りとコミュニケーションが取りやすくて安心ですし...。1日の流れは日によって異なりますが、忙しい日も含めて今のところは残業もなく定時に退勤できています。」
そして、S.Sさんが所属しているのは10人弱のメンバーがいるチーム。中にはEarthの先輩社員が1人おり、配属当初はその先輩がS.SさんのOJTを担当した。
「OJTでは〈1回目は先輩の作業を見て、2回目は見てもらいながら自分で作業をして、3回目からは1人で〉という流れで徐々に実務に慣れていきました。配属後の研修というと、常駐先企業内での決まり事を学ぶコンプライアンス研修があるくらいですが、困った時に質問しやすい環境が用意されているのがありがたかったです。」
〜苦悩を乗り越えやりがいを見出す👊〜
今となっては他社員と上手にコミュニケーションをとって日々着実に成長を積み重ねているS.Sさんだが、配属当初は周りに聞くことにも苦戦した。
「最初は業務に関する周りの会話が理解できず、教わっても自分の中に落とし込めないことに苦労しました。わからないことだらけのうちは聞くしかないですし、聞ける環境も整っていましたが、『質問が多すぎて忙しい上司の迷惑になるのでは...』という不安があったんです。加えて『この状況を早く打開しなければ』と内心かなり焦っていましたね。」
新しい分野や慣れない環境、そして早く成長したいという強い思いがぶつかり合い、壁となり立ちはだかった。そんな不安や葛藤の解決の糸口になったのは、自らの気づきと行動だった。
「特に初めて行う作業では質問が絶えませんが、聞いた先で『社内資料に載っていますよ』と回答されることが多くありました。それに気づいてからは、可能な限り自力で情報を探して、それでも解決しない場合に質問するという流れを意識的に取り入れるようになりました。そのおかげで質問数を減らすことができ、ついでに情報収集能力も向上できました!」
苦しい局面に遭遇しながらも、めげずに解決策を模索して成長に繋げられるポジティブな姿勢は、S.Sさんの長所なのだろう。紆余曲折を経て業務に慣れてきた最近は、エンジニアとしての楽しさを見出していると笑顔で語る。
「実機に触れてコマンドを打ち込む作業が好きで、時間が一瞬で過ぎる気がします。というのも、IT業界に入ってまだ日が浅く、実感が湧いていない中でそういった作業をしていると、インフラエンジニアの端くれとしてちゃんと社会の一部になれているような気持ちになるんです。まだ半人前ですが、そんな達成感と充実感を胸に日々業務をしています。」
〜「英語好きな学生」が「エンジニア」に🎓〜
ここまでエンジニアとしてのS.Sさんに焦点を当ててきたが、たったの5ヶ月間で遂げた大きな成長の根底には何があるのだろう?学生時代との繋がりを探った。
「学生の頃の経験でいうと、TOEICの勉強など、自分で立てた目標に向けて長期的な計画を練り、モチベーションをコントロールしながら達成に導く、という成功体験が大きいです。コツコツ励んでそれを成し遂げた経験が良い糧になり、社会人になって業務や資格の目標を見据えた時にも、今すべきことを考えてスムーズに行動に移すことができています。
ただ1つ欠点なのが、机に向かって勉強するのが苦手、ということ。自然と集中できる業務時間内を除いて、その苦手意識は学生の頃から変わらず...。それでも、移動時間を活用したり、洋楽や洋画を通して趣味感覚で学んだりと、学生時代に見つけた自分を奮い立たせるためのコツは、今に活きていることのひとつかもしれません。」
学生時代に積み重ねた成功体験や苦手を克服しようと奮闘した経験が、社会人として、そしてエンジニアとしてのS.Sさんの成長を支えているようだ。
◆Earthと僕の未来
〜更にレベルアップした自分へ🧑💻〜
新たなフィールドで試行錯誤しながら励む新米エンジニアのS.Sさん。就活時に見聞きしたエンジニアへの印象と今の自分の姿を振り返り、仕事に対するギャップはほとんどなかったと話す。業界/企業研究に励む学生の力になれればと、経験を踏まえたアドバイスを残した。
「就活時点でIT業界に携わる兄や友人の話をよく聞いていました。そこで気になったことを解決し、エンジニアになる心構えができていたのでギャップを減らせたのではないでしょうか。たくさん悩んで就職企業を決めた先で『思ったのと違う』とならないためにも、就活時の業界や企業研究の際に働く姿をクリアにイメージしておくことが大事だと思います。」
そう優しい表情で話したS.Sさんは、最後に、エンジニアとして目指す姿を浮かべながら、熱意あふれる眼差しでその目標を語る。
「今はIT業界における視野を広げることを目的に、業務と並行してLPICという新たな資格の勉強をしているところです。なので、資格関連の直近の目標はLPICを年内に取得すること!そして、来年の夏までには研修で勉強したCCNAの上位資格に当たるCCNPにもチャレンジしたいです。また、やればやるほどスキルが伸ばせることを実感しているこの仕事においては、できることが増えると同時に任される業務のレベルが上がり、将来の展望がより明確になることがやりがいになります。そのモチベーションを大事にしながら、資格勉強や実務を通してさらに知見を広げていきたいです。」
計画的な努力家であるS.Sさんは、成長を続けた先でどんなエンジニアになるのだろうか。いつか一人前のエンジニアとして話を聞ける日がとても楽しみだ。
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