見出し画像

スキルゼロは思い込み


「よく、答えは自分の中にある」というけれど、自分には出てくるとは思えないです。

というご相談をいただきました。

私も以前は、自分の中に答えがあると言われてもよくわからなかったし、
誰か教えて欲しい、そう思っていました。
なんで答えは自分の中にあると思う?


スキルの棚卸しを後回しにしてしまう理由

「自分がどうしていれば幸せなのか」の答えは、
「心が感じるものだから、自分の中にある」と、今では思います。

以前、自分に”ある”ことに目を向けると変わり出す、という話をしましたが、自分にあるものがわからないとき、やってきたこと、スキルの棚卸しをすることもやりたいことが見えてくるヒントです。

でもなんとなく、自分のスキルの棚卸しって、直視しずらかったりしますよね。

お金のため、家族のため、心からやりたくて選んできた仕事と言い切れることばかりじゃなかったり、

成果が出ていると感じられないと、自分にはスキルも才能もない、と良い悪いを判断しがちになってしまう。

でも、それも自分が信じる思い込みです。


やってきたことは確かにある



ここまでやってきたことは確かにある。

良い悪いを一つのモノサシだけで決めてしまっていませんか。

自分にはやっぱり大したことは何もない、と嘆くのはスキルの棚卸しをやっててからにするのはどうでしょう?

やってきたことをまずはキーワードだけでも良いのでどんどん出してみます。例えば、

・どんな環境でどんな役割だったか
・その中でこれをやったと思えたことは何か
・自分から力を入れたことは何だったか
・得意だったことは何だったか

スキルの棚卸しのコツ


スキルの棚卸しのコツは、他人からの評価は一旦脇に置いて、やってきたことを客観的に並べてみること。言葉にするのが難しかったらAIでもなんでも使えるものを使ってみたらいいと思います。

そして、自分の辿った道のりにある共通点を抜き出してみます。私も出てきた言葉に赤丸をつけていくこともよくやります。

するとうまくいった時のパターンが見えてきます。

成果としてうまくいった時と、それからそれが楽しかった時、心地良かった時と、共通点を見つけて、捉え直してみる。

例えば、私の場合、営業もやりながら、原稿を書く仕事があり、営業成績は目立つ方ではなかったですが、話を聞いて文字に起こすことはモチベーションが上がり、続けていたらそれがスキルの一つになり、この文章を書くことにも繋がっています。

これまでやってきたことの中から偶然でも成り行きでも良いから、これが好きだった、楽しかった、苦じゃなかった、と思えたことに、光を当ててみる。

それが自分が持っているスキルです。


スキル棚卸しの一つのゴールは


そうやって
「自分は何が好きで、何を大事に思っていて、何ができるか」に気づくこと。

スキルを棚卸ししているうちに、そこからまた進める糸口が見えてきます。

そして、スキル棚卸しをするゴールの一つは、他人や世間に惑わされずに、自分の軸を持って自分で決断できるようになること、でもあります。

自分がやってきた道のりから、これから進む目的をはっきりさせて、そしてそのために何をやりたいかを見つけること。

スキルの棚卸しをすると、ここまで見えてきますよ。だから「答えは自分の中にある」。


セッションではスキル一覧やAIなど使えるツールのコツも交えながら、
あなたに”ある”ものを一緒に紐解いていきます。

対話から自分の視点に気づくセッションを実施しています。
詳細はこちらからご覧ください!


あなたが心惹かれるものをあなたが一番感じられていますように


いいなと思ったら応援しよう!