不安を仮置きしてみたら
今日不安に思っていたことは何ですか?
今日は子供の遠足で、お弁当を2つ作らなければいけなかったので朝出かけるまでに間に合うか不安に考えていました。
同僚ともっとコミュニケーションを取りたいけれど、自分のことどう思っているのかなと不安で話しかけるのを躊躇していました。
なんと一日に多くの時間を、不安を感じることに費やしていることか。
気が付いたら、いつも先のことを不安に思い、身構えて過ごすことが自分の癖になっていました。
忙しい毎日を過ごしていると、小さな不安を次々に感じて過ごしている方もいらっしゃったりするのではないかなと感じます。
そんな中、「不安を仮置きしてみる」ということをコーチから学び、その学びを体感したので、誰かの何かの役に立ったらと思い綴ります。
「不安を仮置きしてみる」手順はこうです。
1.何を不安に思っているか書き出してみる
->その不安は、どんな形、色、重さ、個体や気体や液体かなるべく具体的に書き出すのがポイント
2. 不安を仮置きしてみる
->ここで私は目の前に棚があることを想像し、シルエットを持った不安を体の中から取り出してみて、目の高さの棚に置いてみます
3.仮置きした不安は、そんなに重要か、それは真実か、自分に聞いてみる
->ちょっと頭がおかしい人に思われるかもだけど、不安と会話してみる
4.不安がなかったらどんな気持ちか、何をしたいか想像してみる
->制限は考えずに
不安と距離をとって客観的に対峙することで、それは本当に不安に思うことなのか、なぜ不安なのか、自分に必要なのか、言葉にしてみると不安の正体に気づくことができます。そして、それは自分の思い込みであることがとても多いです。
ここでしたことは、自分の内側に意識を向けるということ。
自分の見えていなかった部分に気づくと、目の前の現実にも変化が起こります。なぜならば、思い込みは、自分で作っているだけで、自分で作っているのなら自分で変えられるから。
すぐにこのような変化を感じられたのではなく徐々にですが、難しいことをしたわけでもありません。
自分に向き合う時間を取ること。
10分でもいい。
すると不安ではなく、不安がなかったら何をしたいか、もっとワクワクすることを考えたくなります。その状態で過ごすほうがとっても楽しいですよね。
不安があったら、まずは不安を仮置きしてみませんか?
ちなみに、朝は子供達がいつもより手伝ってくれて(遠足だからやる気満々だったわけで)、それぞれ好きなものを入れたお弁当を時間通りに持たせることができ、また、同僚に疑問点を素直に質問したことがきっかけで、自然にランチに行く流れとなり、話したいと思っていた人達とも楽しい時間を過ごすことができました。
そう、不安は必要なかった!
日常の小さな変化は幸せに直結してとてもパワフルですよね。
今日のあなたが、不安よりもワクワクを感じて過ごせていますように。