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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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妄想科学ADV CHAOS;CHILD 感想【ネタバレなし/ネタバレあり】


はじめに

「妄想科学ADV CHAOS;CHILD」をプレイしたので、その感想記事になりますネタバレなしエリアと、ネタバレありエリアに分かれており、ネタバレなしエリアでは全体の感想を、ネタバレありエリアでは各章ごとに綴った感想メモを記載していきます(考察とかはないです)

結論だけ言うと、めちゃくちゃ面白い、最高の作品でした

プレイ歴

実質的な前作である「妄想科学ADV CHAOS;HEAD」は未プレイ
(それでも問題ないという話は聞いてたが、実際全く問題なかった)
他の科学ADVシリーズでは、シュタゲシリーズのアニメを全編視聴している程度

経緯

前々から気になっていたが、なかなか機会が無く、この度配信のリスナーに「やれ」と送っていただき、プレイすることになりました
(3年間気になり続けた男)

プレイ動画【アーカイブ】

1章までに関しては、自身のYoutubeチャンネルで配信を行いました
アーカイブが残ってるので、ぜひご覧ください

ネタバレなし感想

めちゃめちゃ面白い、大好きなゲーム

1章のみ配信でやりましたが、正直微妙でした(配信上あまりそれは言えなかったが)
グロ要素はあったがCGでは隠されてるし、絵は動かないし、メインキャラ全然出てこないし・・・
要素として興味を引かれる部分はあれど、大きな展開もない
何せ殺人事件として起きてるものが自分とは関係ない部分で起こっているものだから、当事者感が全くない

序盤は地味な展開が続いて、うーんどうなんかなと思ってました
でもプレイを勧めてくれた人たちは「神ゲーやってくれてありがとう」というので、それを信じて進み続けました

中盤以降、何なら配信可能範囲後の2章から一気に面白くなりました
「自分とは関係ない部分」
うん、当然だけどそんなことはないんだよね
伏線要素もしっかりあったし、ちゃんと必要な1章だった

最後までの面白さを0-9の10段階で時系列に表すとすれば
1-5-6-888899
という感じ
シュタゲの経験で後半から面白くなっていくだろうという信頼はありましたが、想像以上でした

特に、大きな展開の多さ
起承転結の「転」が来たなと思ったら、それが実はただの「承」でしかなく、その後再び「転」が現れる
これが(個別ルート含めて)10回くらい続く
起承承承転承転承転承転承転・・・
これさっきの10段階のたとえより分かりやすいやん
なんでこれの「起」の部分しか配信できないんだ・・・

物語の謎が後半から一気に回収され、謎が増え、回収され、謎が増え、回収され・・・
次が気になる展開で、思わず深夜までプレイし続けてしまいました
メインキャラのほぼ全員に秘密があるという濃密さも素晴らしい

プレイ時間は約40時間
かなりのボリュームですが、時間がある方はぜひやってみてください

ネタバレあり感想

ここでは、各章プレイ中、終了後に記載した、感想メモを載せていきます
感想のまとめは下の方までスクロールしてね



ネタバレ防止用余白

















1章

ギガロマニアックスの話いつ出てくるのかなーと思ってたら最後まで出てこなくて笑った
ところどころ不穏な要素はあるけど、正直面白いとは言えない
謎が提示されただけで1章が終わった
ここだけ配信できても誰も得しないなと思った

2章

夜の病院怖すぎる、マジびびる。これを配信でやりたかったw
乃々が刺されたっていうの、普通に気を引くための嘘かと思ったらガチで刺されてて驚いた
世莉架が強い人間すぎて一緒にいると心強い

3章

香月への妄想をギャクに充てるの天才
やりたい放題
結構好き
渡部と主人公どっちかは死にそうで、主人公かなーって思ってたけど渡部だった
科学アドベンチャーって言ってるけど普通にホラーじゃない?科学で説明できるんか?超常的な力働いてるだろ それとも妄想オチか?

4章

能力者!?シャーロットみたいになってきたな…
人体実験させられてるの世莉架じゃないやんけ!
やっぱ病院のホラー展開は面白い
セリカああああああああマジか…
頼む、妄想オチであってくれ

5章

妄想オチきたあああああああ!!妄想ありがとう!!
これ主人公1年間の昏睡時に11番目のロールシャッハで力士シールをトリガーに能力発動させるような人体実験されてないか?
ついにギガロマニアックス来たね、公式サイトに載ってる設定、5章まで登場せず
有村が味方っぽくてよかった

6章

南沢登場
襲われた時なんで助かった?
宮代が願ったから助かったのか?
宮代が毎回危険な目に合っては助かってる
新成の病院潜入は、世話係居なくなったから患者暴走して新成殺されるかと思ってびびった

7章

いろんな疑問が出るけど、それら全てが「そういう能力者がいる」で結論付けられちゃうのをどう処理していくんだ?
妄想トリガーを引いてるのに枠にモヤが出ないの、気づいた時震えた
絶対その展開くるだろうなとは思ってたけど、まさかパンチラギャグシーンでやるとは思わなかった
事件起きなかったのマジかー
これ南沢コピー能力説ある?
タクルにうきの能力使ってる感じだし
そしてセリカが炎能力か?(さすがに飛躍しすぎ)

8章

そろそろ身内の誰かが死ぬだろうとは思ったけど結衣か…
過去一グロいまであるな(スクショ撮った)
伊藤は絶対誰かに乗っ取られてるとは思った
身内の裏切り者ポジは乃々かと思ってたから、伊藤は予想外すぎた
杯さんも誰かに乗っ取られてるみんなを襲って死んでそう
伊藤と同じ

9章

エド・ルーカス伊藤かよおおおおおお ずっと操られてたんか?
伊藤が目を覚ました時に思ったこと
思考誘導をしてるのは、主人公か?
すべて主人公が求めた世界になってる?
新聞部が話題になり、大きな事件の調査ができる。これだったら恐ろしい
伊藤との電話終了
先生が怪しいって感じるの完全に僕だけがいない街のせい
あと川原くらいしかなくね?
でも透明人間もありえる。結局これが最有力
まるで知り合いが犯人みたいに進められてる
消去法は見落としある可能性あるから怖いよ〜信用出来ん
乃々は隠し事してるし怪しいからメタ的に違うんだろうな
主人公、ちゃんと自分を犯人候補に入れてるの偉すぎる

10章

衝撃展開祭り。黒幕パパかよ…。
警察か顧問かと思ったのに…
セリカはイマジナリーフレンド、これは読めなかった
もう身内にまともなやつ誰もおらん!!
元の味方が敵になりかけてやっぱ味方になるみたいな展開はアツい
それでの乃々を殺した罪は消えないがな
思考盗撮と思考誘導があるのややこしいな

11章

宮代が地震の時に望んだものの予想→誰かを助けるヒーローになりたい
だから、尾上を助けに向かう

ほぼ正解だった
乃々の能力がまだ分からない
これが重要な鍵になりそう
とんでもない能力なんじゃないか

全然重要じゃなかった
死んだっきりか… 最後の宮代の目的はよく分からなかった
セリカと過去の自分に対する逆張り?
暗闇でもがく主人公、絶望的状況にはわくわくさせられた
結局全て妄想で解決できてしまうといつ理不尽勝利ではあるのが(セリカの復活もふくめ)、それを理不尽に見せないような感情表現と物語がうまい
プレイ時間27時間
一生分の「一席ぶつ」を聞いた気がする

感動のフィナーレ・・・?

攻略サイトを見て、分岐ルートの条件を確認
一番重要じゃなさそうな華ルートからプレイ

華編

喋らないのに理由はあるかと思ったけど、まさかそんな理由とは
病気系かと思った(key並感)
もう身内のギガロマニアックス率高すぎやん
まあそれも宮代が望んだ結果なのかもしれないけど
セリカが仕切ると怖い。すべて誘導されてる感ある
センター試験地理41点マン、地図の読み取りに失敗し、BADEND
その後クリア
先生はずっと怪しんでたけど、このルートでは敵になるんだな
あとOPで出てきた恐竜が回収されて、未知のCGは個別ルートか…って理解すると同時に、タクルが殺されてるCGがどこかで回収されることが確定してしまった
不確定ながら暴走力の高い能力
この後どうなっていくんだ、相当やばい状況だろ
ADVゲームをやったことないので、この個別ルートの解釈がまだ分かってない
あくまで別世界線の話って感じでこれ以上掘り下げられることは無いのか?それとも辻褄合わせるなら全部主人公の妄想ってことにしちゃえばいいけど 最後の真ルートがどうなるのか楽しみ
華ルートでは先生が敵になったけど、これ他のルートでもそれぞれ敵がいるのかな?
そしたらあと残されたのは神成、久野里くらいしかいないか?

雛絵編

イチャイチャ回ね〜いいね〜
最初はツン系だったけど、普通にいいヤツだから徐々にデレが増えていい感じになってるね〜〜
とかって油断したら最後に全部持ってかれた
は?とにかく謎が多い
華編を先にやってたから、華の能力で有村兄が復活して、母をそそのかしてたのかなとは推測できる
宮代はどういう視点?幽霊視点?
突然のバッドエンド(トゥルーエンド)でびびる
この後他のルートやれば明らかになるんか?
考察サイトを見る準備は出来てるぜ

バッドエンドも視聴
え… 最後の部分ないパターンってそれはもうハッピーなんだけど… えぇ…

うき編

YAMAZOE OKI AOZAKI YUME
この程度のアナグラムに気づかなかったの笑える(考えもしなかったけど)
夢の世界で悪人や死人が出ることはなく、割と平和だったな
まあバッドエンドではあるけど
本編で出来なかった要素を各ルートでやりきってる感じする
華編は隠された能力者と敵
うき編は夢(妄想)の世界
雛絵編は…ギャルゲ?
でのそのせいで個別ルートが全て妄想オチみたいなのは無くなったか

乃々編

来栖の謎や今までの伏線が総回収される回
もはやこれが真ルートなのでは…?
面白かった
川原だけはアンチになった。殴る人嫌い…
無理やり乃々の秘密をバラしたセリカが実は影のヒーローなんだよな
あれには感謝しかない
行け!言うんだ!行け!って思ってた
この後本当の真ルートあるってマジか…?
あと何残ってるんだろうって考えて即久野里と300人委員会の話が残ってることを思い出した
もう、幸せだし、これでよくない…?

True編

宮代がギガロマニアックスの力で作り出したのがこの世莉架の世界なのか、世莉架の夢の世界がギガロマニアックスの世界なのか。メタ的には前者じゃないかと予想

現実世界そのもので、症候群患者のみ現実の中で妄想世界を作り出していた 世莉架は結局宮代に具現化されて普通の女の子になったんだね

全ルートクリア

感想まとめ

衝撃展開の多さ

妄想や思考誘導というオチを付けられることで、やっぱ違いました~ができるのがずるい(誉め言葉)(伊藤が黒幕!?ってなったときは素直に驚いた)
そして身内にまともな奴がいない(先生も父親も黒かよ)
新聞部女性陣も結局全員ギガロマニアックスだし・・・
でもそれぞれのエピソードがしっかりしてるから、取ってつけたようなキャラ感にはなっていない

真ルートが始まったときは、全部夢オチでした~みたいな展開来るかとおびえていたが、その辺はしっかり現実世界の中の妄想世界という構造で解決されていたのは綺麗だった

終わり方は、2人は別々の人生を歩み続ける、それが宮代拓留が望んだことだから、という形で個人的には好き

内容の濃い個別ルート

個別ルートが思ったよりも内容が濃くて驚いた
ただのIF展開とかなのかな~と思っていたのに、いきなり華の真実判明から渋谷崩壊してるし
メインルートとTrue含めると、物語の最終章の面白さ×6っていうの、最高だよね

シュタインズ・ゲートを超えたのか?

これは作品のテーマにもなっているらしいので、触れておく
結論は、「たぶん同列」
どちらも面白い
でも、自分がシュタゲに触れたのはアニメだけで、やはり絵の動きがつくのは印象全然違う
その分、印象に強く残るのはシュタゲの方
でも物語的にはどちらも面白い

最後に

今後

とりあえず、考察サイトを見あさります
少し眺めた感じ、自分では分からない過去作との関連もいろいろあるそうだし

↓よさげな考察班

あと「動いているキャラクター」を見るためだけにアニメも見ようかな
かなーーーり酷評らしいが・・・

おまけ

乃々ルートで乃々の真実が判明した際に思ったこと

あーそれは彼氏が悪い
あーそれは来栖が悪い
この2つは母音がどちらも「k」「r」「s」で同じ

©MAGES./NITRO PLUS/RED FLAGSHIP
※ニトロプラスの許可の上でニトロプラスの著作物を引用しております。これらは他への転載を禁じます。


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