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実態経済と金融経済

実態経済と金融経済が乖離している事は、様々な専門家が問題視しています。

すごく簡単に言うのであれば、株価が上昇するスピードと、私たちの経済(収入など)が上昇するスピードが違うという事です。

リーマンショックから比較するのであれば、日経平均株価は最大で3倍以上にまで成長しているのにたいし、私たちの収入が3倍になったという話は聞きません。

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なぜこうなってしまうのか?

原因は色々考えられますが、一つは日銀がお金を投入するのは金融経済がメインだから!という事が考えられます。

例えば、昨日のニュースで日銀がETFの購入目標額を年間6兆円から12兆円にすると言いました。

ETFは言わば上場している会社の株をセットで売っているようなものなので(かなりざっくりです)、日銀がETFを12兆円買えば、需要に比例し株価は上昇するという事です。

一般的な資産運用では、この金融経済を使って運用するという事は外す事ができないため、実態経済がどうなるかではなく、金融経済がどうなるのかで見ていく必要があります。

金融経済を上げるべく動いている日銀に対して、この金融経済に今ベットしないのはお金を少しずつ捨てている事と同じだと考えられます!


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