遅読日記 No.3
こんばんは。
毎週日曜に投稿をしています。
『泥流地帯』
三浦綾子先生の作品。今のご時世はやりの速読やどれだけ
情報をゲットするかの世の中に
まるで逆らうように、
天邪鬼しておる次第です。
しかし、心はなぜか穏やかです。
なぜなら、どれだけ自分は読んだ?
どれだけ情報が身に入った?
そのような、何かから急かされてる感が
全くないからでしょう。
ただただ、言葉がまるで、
土が水を吸うように、体に
染み入る。
そのような感覚です。
情報社会のこのご時世。
ある意味
勇気が入りますが、
ストレスフリーであり、
私自身、実験的にやっています。
さて、
この三浦綾子先生は、
クリスチャンです。
クリスチャンの先生の精神性が
この作品並びにこの作家の真髄には
あるであろうと、読む中で
とても感じるところです。
私は、クリスチャンではありませんので、本当のとこ
どうかわかりませんが。しかしながら、
それぞれの宗教にそれぞれの良い所があります。
まるで、どこかでふと聖書を読んでるのでは?!
と思う時があります。
いつか、『泥流地帯』、『続泥流地帯』を読んだあとは
同じくクリスチャンの遠藤周作先生も
このような、読み進めるうちに、宗教性を感じることが
あるのかどうか、読んでみよう。
実験してみたい、体験してみたいと
夢見ています。
まだまだ、言いたいことありますが、今日はこの辺で。
来週日曜まで、ごきげんよう。