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おかし作った日記

 子供が小学校の図書館で借りてきた本のお菓子を一度作ったことがあって、それ以来、子供が二匹目三匹目のどじょうを狙ってお菓子のレシピ本ばかり借りてくるようになった。
 夏~年末まで(かなり長い間だ)余裕がなくてレシピをコピーするにとどまっていたのだけれど、平安時代のスイーツを作るという本はちょっと楽しそうだったので、作ってみる。
 この本には、「枕草子」に出てくる「けずり氷(ひ)」とか、長芋を擦って水で伸ばして温めた薄いお粥のような甘味などが紹介されている。中学・高校の古文に出てくるような物語の引用もあって、真面目に読むともっと面白いと思う。けずり氷はようはかき氷のことだけれど、普通のシロップではなく、あまづら風シロップを作って当時の味っぽい味にしようとしているのがいい。

 その中でもまあまあ美味しそうで、簡単そうなのを。

材料は米粉と水と砂糖。

 米粉に水を加えて練って団子状にしたものを一旦茹でてから揚げる。

砂糖と言っても、当時の砂糖とは精製度が全然違うと思うけど。

 元々は神様にお供えするお菓子だそうで、奈良だったか京都だったかには、今でも当時のお菓子を作っているお寺?神社?があるそうだ。私も一度それが食べたくてわざわざ買いに行ったことがあることを思い出した。

 ぶと、まがり、かみきりむしの幼虫など、形にも意味がある。縁起物としての由来があるのだと思うが、かみきりむしの幼虫は、どんな縁起があるのかな。

型崩れしないようにオーブンシートに載せてから揚げたけど、なくても平気だった。

 揚げあがり。本当はあまづら風シロップなどを付けて食べるのだけれど、砂糖を付けて食べた。味は……みたらし団子を揚げた味。もちもちしているのに表面が脂っこい(笑)


 ちなみに、毎年恒例の味噌も仕込んだ。お得かと言われるとよくわからないがいいのだ、自己満なので!

この写真じゃなんのことやら

 三年前くらいから兵庫のかわばたみそというお店の味噌キットを買っている。塩と麹と豆の分量はどの店もそんなに変わらないはずなのに、水の上がり方など各社によって違うのが不思議。

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紅茶と蜂蜜
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