#6 日本語学習者には居場所が必要 【日本語学習者のオンラインコミュニティを作りたい】
こんにちは、インドネシアで日本語教師をしているKoheiです。26歳です。
現在、現地で日本語教師をしながら、オンラインコミュニティの実現を目指しています。
このシリーズでは、日本語学習者たちが繋がれるコミュニティ運営の進捗や、活動の中で学んだことや気づいたことなどを書いています。
前回は、新しく2人の入会があった時の宣伝についてでした。
合わせてお読みください!
会話クラス当日
今回は、3/3に行った第1回の会話クラスについて書こうと思います。
#1から進めていた宣伝期間も終わり、ついに3/3当日になりました。
それまでに参加したいと言ってくれた生徒は合計6名。
支払いが済んでいる生徒が3名と、支払い方法が合わず、一旦無料で参加することになった3名です。
当日、実際に参加したのは5名でした。
トークテーマは無しでやろうと考えていたのですが、直前になって焦りが爆発し、とりあえず自己紹介と3月にやりたいことをテーマにしました。
日本時間の20時になり、無事にスタート。
5名の生徒のレベルはN5が3人、N4が2人でした。
職業は、技能実習生2人、特定技能2人、趣味で勉強している人が1人でした。
図らずも、とてもバランスのいい、面白い構成になってくれたと思います。
居住地は、インドネシアが1人、愛知県が1人、北海道が3人でした。
北海道の生徒は2人が友達でした。
この構成にも助けられ、自己紹介はとても楽しくできました。
その後、ブレイクアウトルームで2:3に分けて自由に話してもらうことにしました。その中で、私が気になったことや新しい言葉があれば、都度話に参加するという流れで行いました。
日本語学習者にとって必要なもの
このセッションで、私は日本語学習者には居場所が必要だと再確認できました。
それぞれの生徒が私の会話クラスに参加したいと思った理由が「日本語を話す相手がいない」「今後のために、もっと日本語を話す機会が欲しい」というものでした。
技能実習生や特定技能は日本人と同じ会社で働きますが、仕事自体は基本的に単独で行います。
話す機会があっても、仕事の指示でしょう。
私は日本語教師なので、彼らの日本語のレベルに言葉や文法を合わせられますが、そうでない人にとっては通じないことが多く、とてもハードルが高いことだと思います。
やさしい日本語というものがあるとはいえ、個人で触れようとすることはあまりないと思います。
そんな中で、N5、N4レベルで生活するとなると、寂しさや辛さが出てくるんだと思います。
会話クラスの中で、生徒たちは「友達ができて嬉しい」と言ってくれました。
近くにいなくても、一緒に日本語を勉強してくれる仲間がいることは彼らにとってとても大きなことなんだなと再認識しました。
ただの想像でしかなかったことが本当なんだと思えたことで、より一層力を入れてやりたいと思えるようになった。
そんないい回になりました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
手探りながら、大きな目標を持って進んでいきます。
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また別の記事もぜひお楽しみください。