【2024前評】 ベテランのなせる技。今年13年目の岡島豪郎に期待すること!
昨年は両翼のみならずセンターでも奮闘
2013年の優勝戦士もプロ13年目。
9月で35歳になる岡島豪郎が山口・下関での自主トレを公開しました。
例年一緒に自主トレしている田中和基に加えて、今年は田中貴也、小深田大翔、ロッテの大下誠一郎も加わる5人組で始動。打撃投手の宮川将もお手伝いで加わり、ヨガ、ピラティスの河室里穂子さんをゲスト講師に招くなど、充実した自主トレを送っているようです。
それにしても、昨年は素晴らしい活躍でした!
410打席と規定打席に準じるボリュームで稼働。
両翼のみならず、昨年は辰己涼介が低調だった4月5月にはセンターでも14試合スタメンを張るなど精力的な働きぶりでした。センターでこれだけの数を守ったのは、それこそ2013年以来でした。
得点圏打率は2年連続で3割以上!
バットではリーグ平均OPS.664を上回る.698を記録。
なかでも勝負強い打棒が印象的でした。
得点圏打率.317と2年連続で3割以上。
43打点はチーム3位タイでした。
3-2で延長戦を制した5/28日本ハム戦では同点の12回1死3,2塁で代打起用され、ロドリゲスから左越えの劇打を打ち返し、銀次と並ぶ球団最多7本目のサヨナラ打になりました。
6/13敵地広島戦では大瀬良大地から3ラン、終盤7回のチャンスには森浦大輔との左vs左の12球勝負を制したツーベース。
8/26ソフトバンク戦では、この日楽天打線を苦しめた板東湧梧の見逃せばボールの低めフォークを技あり決勝打にしたり、9/16オリックス戦では山本由伸からもタイムリーを弾き返すなど、とにかく勝負強さが際立ちました。
本人も「そこは自分の持ち味だと思ってるので、来年もそういうところでしっかり結果を残せるようにと思ってます」と、どや顔。
今年もいぶし銀の打撃に期待したいところです。
約7割の高い成功率とは?
勝負強さといえば、昨年は、ある局面では成功率69.6%の打棒もみせてくれました!
その場面とは・・・(続く)
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