【退団から一転の残留】Maikel Franco マイケル・フランコ
12/1追記:保留者名簿に掲載されていてびっくり。楽天の国際スカウトの自信喪失。フランコを上回る人材を発掘し連れてくるビジョンが描けないのでしょう。
12本塁打こそ記録したものの、95試合334打席でOPS.644、32打点。
先ほど某シンクタンクで確認したところ、守備・走塁を含めた選手総合評価指標WARは結局マイナスだった。
本来なら100~150打席で見切られても不思議ではない。それなのに、なぜ首脳陣は334打席もつぎ込んだのか。
要因は3つあると思う。
1つは球界全体の投高打低。
今年のパリーグ平均OPSは.664。あの2011~2012年に迫る数字だった。
外国人打者の合格点はOPS.800以上。数年前までそんな印象もあったが、今では成功例のマキノン(西武)も.728、最多本塁打のポランコ(ロッテ)ですら.762だ。
球界全体の得点環境がしぼんだことで、数字の上がらないフランコにも機会が与えられた。
2つめは開幕直後に直面した打線全体の不振である。
浅村栄斗はエンジンかからず、島内宏明は左肩痛もあって打率1割台。移籍1年目の阿部寿樹は慣れない投手との対戦に苦労し、打線は5月までOPS.629に沈んだ。周囲に紛れて、フランコの低調が隠された。
3つめは・・・(続く)
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