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【試合観戦記】 8/10楽天13-6ソフトバンク:真夏の9連戦の初戦は4発・フェン直3本の大飛球祭り!

真夏の9連戦初戦で快勝!

仙台で今季初の同一カード3連敗を喫し、中1日空いて臨んだ真夏の9連戦。
その初戦、圧倒的な強さで首位を独走する若鷹軍団を相手に楽天が13-6と大勝を飾った。

イーグルスがホークスから二桁得点で爆勝したのは、2022年7/20○E17-3H(北九州)以来。島内が頭部死球に遭う場面もあったが、浅村&炭谷のアベックマルチホームランを含む5発の空中戦を演じ、先発・大関以下ホークス投手陣を地崩したあの試合以来となった。

阿部と太田が3安打、浅村、辰己、鈴木大、小郷、村林が2安打、小深田もヒットを放ち、フランコに1本出ていれば今季初のスタメン全員安打になるという試合だった。

じつは試合前、不安を抱いていた。1番・小深田に懸念を抱いていた。というのは、Xにもポストしたとおりコブと有原の通算対戦成績は12打数1安打、今年に限れば6の0と相性悪かったからだ。

初回先頭打席であっさり二ゴに倒れたときは、「だから言わんこっちゃない」と思ったが、2打席目の2回2死2塁で大きな仕事をしてくれた。ボール先行2-1から高めに浮いた変化球を捉えて右翼ホームランテラスへ。E3-0HからE5-0Hにリードを広げる今季1号はデカかった。

楽天は4番・鈴木大の4号先制ソロを皮切りに、前述小深田、9回には村林、太田の2者連続本塁打も飛び出し、この試合4発。

さらに4回阿部、5回太田、9回浅村とフェンス直撃ツーベースが3本、8回フランコの右犠飛も右中間ウォーニングゾーンまで到達しており、紙一重の出目が良いほうに出ていたら、2019年6/14広島戦(楽天生命)で記録した1試合7本塁打を更新していたかも、という『大飛球祭り』になった。

楽天に立ちはだかる二桁得点した次戦の壁

二桁得点した次戦の壁を崩せるか?

ただし、重要なのは日曜日である。

よく知られているように、楽天は『二桁得点した次戦』で現在14連敗中。2022年4/17ソフトバンク戦に14-4で勝利し、次戦の4/19日本ハム戦で0-2で破れて以来、足かけ2年、当該条件で勝ててない。

当該14試合の1試合平均得点は2.21。よく言われることだが、大振りを繰り返したことで基本がおろそかになるなど打撃が雑になるのかもしれない。勝って兜の緒を引き締めて日曜日に臨みたい。

試合展開

楽天=1番・小深田(二)、2番・浅村(指)、3番・辰己(中)、4番・鈴木大(三)、5番・阿部(左)、6番・フランコ(一)、7番・小郷(右)、8番・村林(遊)、9番・太田(捕)、先発・古謝(左投)

ソフトバンク=1番・牧原(二)、2番・今宮(遊)、3番・栗原(三)、4番・山川(一)、5番・近藤(指)、6番・正木(右)、7番・柳町(左)、8番・甲斐(捕)、9番・周東(中)、先発・有原(右投)

両軍のスタメン

有原攻略は打線の力量か? 相手の状態が主たる原因か?

10勝はパリーグでハーラートップ、防御率2.15は同3位、そして7月の月間MVPを受賞。

開幕投手を任され、チームの快進撃を投で牽引してきた若鷹軍団のエースを今季最短3回KOに追い込んだイヌワシ打線。このこと自体は評価されるべきだと思う。

それを前提にあえて言えば・・・(続く)

...続きは『Shibakawaの楽天イーグルス観戦記2024』でどうぞ。

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