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【99は苦痛100は長楽】

本日9月9日は
「重陽の節句」ですね。

「陰陽学」で奇数は陽の数であり

陽数の極である9が重なる日
であることから「重陽」と
呼ばれています。

奇数の重なる月日は
陽の気が強すぎるため
不吉と考えられていました。

当時はそれを払う行事として
節句が行われていましたが

後に陽の重なりを
吉祥とする考えに転じ
祝い事となりました。


ゾロ目であり陰陽関係もあることから
強引に今回のテーマに繋げました。

『99は苦痛100は長楽』

当て字やダジャレの要素が
ない訳ではありません(笑)。

意味は奥深いです。

結論から申し上げますと

100のフルパワーで出し切ると
結果に関わらず気持ちが楽で
次に活かせます。

99のパワーでは中途半端になり
かえって苦痛を伴い辛くなります。


例えば野球の打者に例えると

全身全霊の力を込めて
フルスイングして三振した場合

当たるかどうか分からないが
半信半疑で取り敢えず振って
三振した場合

カッコつけて見極めるつもりで
見逃し三振になった場合


同じ三振の結果でも
受け取り方が異なります。

巨人の長嶋茂雄終身名誉監督は
見逃し三振してくることを
最も忌み嫌い怒っていました。


どんな一流のプロでも結果が
伴わないことはあります。

普段からフルパワーで出し切る
習慣がない人が本番や大舞台で
良い結果が出るはずがないです。

アマやプロとか関係ないです。


要するに一切手を抜かないことです。

もうこれ以上出ないというくらい
100%いや120%以上のパワーで
出し切ってしまうのです。


会社や組織で執拗に
自己アピールする方

あるいは承認欲求が強い方は
全て出し切れていないのです。

自分が自分がと自我(エゴ)を
強調しすぎているだけなのです。

言い訳せずに黙々と
全力でフルスイングしていれば

自己アピールしなくても
自分の魅力は高まっていきます。

そうすると周囲から自然と
必要とするお声がかかってきます。


当たり前のことなのですが
実際は99の状態になって
いることが多いと思います。

なぜでしょうか?

私なりの解釈ですが
考えや行動に対して
1%でも疑いの心があると
フルパワーで出し切れないです。

車に例えるとアクセルとブレーキを
同時に踏んで躊躇しています。


結婚を考えているのにもかかわらず

周囲がうるさく言っているから
世間体の決まりみたいなものだから

仕方なく結婚するしかないなぁ
と責任転嫁して逃げに走っています。

こんな気持ちで結婚すると
どうでしょうか?

何より相手に対して失礼です。
破綻して離婚するのは当然でしょう。


結婚での一例ですが
ビジネスにも同様に
当てはまることがあります。

時代の流れ
著名人が発信している
国が取り決めたことだから等

他者に流されて決めています。

依存が悪いと言っているのではなく
参考にしつつ責任は自分で執る
気概があるかです。

まさに100でやり抜く覚悟があるか
たった1%ほんの少しくらい
手を抜いても大丈夫と思うかです。


自分が取り組んでいる事に対して
疑念を抱くようであれば
一旦止めてみても良いと思います。

それでも継続するのであれば
信念に沿って行動しています。

途中でリタイアするのであれば
本気で取り組む気持ちが
なかったということです。


これをやると決めたことには
100%フルスイングでやり切る。

自分の信念や尊敬するメンターを
信じてアクセル全開で進みましょう。

自分を信じることが
まさに「自信」です。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。









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