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【出会いは感謝と奇跡、別れは未来への希望】

今日は『出会いは感謝と奇跡、別れは未来への希望』
についてお伝えしていきます。

16年前と6年前にそれぞれ
豆柴とチワワを飼っていました。

月日が経つのは早いもので
部屋に飾ってある写真を
思い出すと懐かしさが
こみ上げてきます。


犬を飼い始めたきっかけは
私の家族が情報誌を
見ていた事が始まりでした。

相手側の引き取って欲しい要望と
私達側の動物と触れ合う事で家族に
更なる活気をもたらしたい想いが
重なり合って実現しました。


新しい仲間が増える喜びがあると同時に
動物の一生は人間の人生よりも短い
という現実が交錯して正直なところ
複雑な気持ちでした。

しかし、責任を持って最後まで愛情を注ぐと
決めている以上ネガティブな気持ちは控え
前向きに迎えようと切り替えました。


動物を飼うメリットは
コミュニケーションの本質や
ボディランゲージ等の愛情表現が
深く身に付けられます。

また言葉を使わずに
感情的な状態を察知出来る事も
哺乳類脳を強化する意味では
良い事だと思われます。

癒しの空間がもたらされ
家族の絆が深まります。


デメリットは
自分の自由な時間が減少する事や
餌代や検診費用等余分な出費が
発生する事等です。

最近ではペットを預かってくれるお店や
ペット同伴の旅館や施設等もあるので
外出時の不便さは解消されつつあります。


飼うと決心している以上
デメリットをとやかく言うのは
甚だおかしい事であり
何より動物に対して失礼です。

デメリットを1ミリでも
感じるのであれば最初から
飼わないほうが賢明です。


そう考えると
人であれ動物であれ
出会いは本当に奇跡で
有難い事です。

世界人口は2021年時点で
約78億人居るとされています。


人が一生出会う人の数は

・何らかの接点を持つ人   約3万人

・同じ学校や職場、近所の人 約3千人

・親しく会話を持つ人    約300人

・友人と呼べる人      約30人

と言われています。


さらに
「運命の人」に出会える確率は
0.0000034%

と言われています。

限りなく0%に近い数字です。


全ては運命付けられてシナリオ通りに
進んでいるという説は一旦横に置きます。


電話帳、LINE、メール等の
登録者数は形式的な数だけで
実際に関係性を築いているか
と言えばそうではありません。

仕事で業務連絡を取るか
周囲と比較して登録者数が
多いから優位になっていると
思い込んでいるに過ぎません。


「一期一会」のように
人との出会いは一生に一度
あるかないかの状態です。

「一期一会」とは
茶道に由来する日本のことわざ・四字熟語。
茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、
一生に一度の出会いであるということを心得て、
亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを意味する。
茶会に限らず、広く
「あなたとこうして出会っているこの時間は、
二度と巡っては来ないたった一度きりのものです。
だから、この一瞬を大切に思い、
今出来る最高のおもてなしをしましょう」
という含意で用いられ、
さらに「これからも何度でも会うことはあるだろうが、
もしかしたら二度とは会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」
と言う言葉。
一生に一度だけの機会そのものを指す語としても用いられる。
                         wikipediaより引用

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人口総数の観点では
それなりに声がけしていくと
どこかのタイミングで
出会う事もあるでしょう。

しかし
一生に一度の機会しかないと考えると
本当に心から関係性を築ける人との
出会いは確率的にも低いです。

だからこそ出会ったご縁に
有難く感謝する事で
深く刻み込まれます。


私自身小学生の時に出会った
憧れの剣道の先輩や
中学生の時に出会った友人とは
ずっと良好な関係を築けています。

まさに「一期一会」です。


出会いがあれば
当然別れもあります。

別れに対してどちらかと言えば
マイナスイメージを抱いている人が
多いのではないでしょうか。


特に「死」と直面すると
別れ=「死」「終わり」
と結び付けている
ところがあります。

そこから別れていくとなれば
悲しさや寂しさが出てきて
感傷的に浸っていきます。


私自身愛犬との別れは
かなり辛く切ないものでした。

人とお別れする以上に
こみ上げてくるものがあります。

人よりも短い期間で旅立つので
愛情をめいいっぱい注いでいた事もあり
余計に感情が揺さぶられます。

もう2度と会えない現実を
突き付けられると
ガックリとうなだれます。


動物に対してはしばらくの間
別れを引きずっていましたが
人間に対してはそこまで
引きずる事は無かったです。

愛情を注いでいなかったのではなく
別れを「未来への希望」と
解釈していたからです。


昔お付き合いしていた彼女から
教えて頂いた捉え方です。

付き合い始めて間もない頃
デートした後別れ際に
いつも仰っていた事が

「また来週会ってデートする事を楽しみにしてるよ」

です。

シンプルですが強烈です。


私の視点ではデートの別れ際程
もどかしい事はないと
思っていました。

まだ若かった事もあり

「1秒でも長く一緒に居たい」

「早くホテルに直行したい(笑)」

「そのままお泊りしたい(笑)」

妄想ばかりしていました。


そこまで親密でもないのに
下心全開で近づこうとする
やんちゃな青年です。


年上だった彼女は
知的な大人と言いますか
焦らしが上手でした。

お釈迦様の手のひらで転がされる
孫悟空のようなイメージです。


ロマンティック要望を焦らされると
ますます彼女に会いたくなってしまう
循環にハマっていくのです。

『欲しいモノは焦らす』参照。

私は別れに対して

「切なく寂しいもの」

とネガティブに感じている一方

彼女は

「次回への楽しみでワクワクする希望」

とポジティブに認識しています。


そんなの普通ではないかと
思われるでしょう。


物凄く良いように解釈すると
出会ったご縁に感謝して
1秒でも一緒に過ごす時間を
大切にしようとする氣持ちです。

客観視すると別れる事で
彼女と会えなくなる寂しさを抱き
感情的な氣分に惑わされて
冷静な判断が出来なくなっています。


出会いには感謝しているのに
別れには不満を抱くという
真逆の状態を表しています。

これは興味深い観点です。


色々な捉え方が出来るので
別れに対してネガティブ解釈が
良くないのではありません。

感じた想いは素直に
表現しても構わないです。


万が一別れて離れ離れになったとしても
いつまでも落ち込んで引きずる事なく
氣持ちを切り替えて新しい未来へと
進んでいく事です。

奇跡の出会いだからこそ
一瞬一瞬の出来事に感謝して
未来へ希望を託す姿勢が
大切だと思います。


良い意味で
「来るもの拒まず去る者は追わず」
と言えるかもしれません。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたにとっての
「一期一会」の出会いを
教えてください。

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