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【入口は暗いが出口は眩しい】

今日は

『入口は暗いが出口は眩しい』

について考察していきます。


人は何事も始めたばかりの頃に

「ダイエットでマイナス5Kg目標達成出来るかなぁ」

「新規事業のプロジェクトを失敗したくないなぁ」

「周囲から注目の的を浴びたいけれど緊張するなぁ」

「チームの皆に迷惑をかけて嫌われたくないなぁ」

「自分が主導権を握って率先垂範したいけど自信ないなぁ」

「毎日厳しい稽古をするのは良いが、長時間拘束されたくないなぁ」

etc

希望と欲望を抱えてはいるものの
未知の事に対しては
恐怖と不安でいっぱいです。


しかし、恐怖と不安を抱く事が
決して悪い事ではありません。


遥か大昔のご先祖様達は
恐怖と不安を基軸に

「サバイバル(生存)」

「セックス(繁殖)」

を目的として生きてきました。


但し現代社会のように
医療、科学、技術等が
全く整備されていません。

余計な情報や選択肢が無い分
生き残りをかける事に
集中出来ていました。


とは言え初期段階では
右も左も分からない状態で
ただ行動するしかありません。

いわば、暗闇の洞窟の中を
手探りで障害物をかき分けながら
1歩ずつ進んで行く状態です。

つまり
入口は暗い状況です。


真っ暗闇の中を進む事は
恐怖と不安でしかないです。

「得体の知れない生物が襲い掛かってきたらどうしよう」

「途中で行き止まりがあり、出られなくなったら最悪だ」

雑念が脳裏によぎるかもしれません。


原始時代では
恐怖と不安はありつつも
生き残る為には行動するしかない
爬虫類脳優位で活動していました。

ゆえに素早く動けています。

パワフルでエネルギッシュですが
後先考えずに突っ走って
大ケガをする事も多いです。


現代では論理的に思考する
人間脳が活動する反面
作話&言い訳を発動します。

自己防衛をする為に
あの手この手で
屁理屈をこねます。

人間の素晴らしい進化であると同時に
自己利益の為なら手段を選ばず
平氣で卑劣な行動に躍り出る
ずる賢い側面があります。


さらに生物学的特徴である
「ホメオスタシス」が働き
潜在意識の中で
現状維持を肯定します。

恐怖と不安に遭遇すれば
安心&安全&安定を
最優先に考えて
リスク回避を行います。


リスクを回避して安全策を取っても
恐怖と不安はずっと追いかけてきます。

逃げても逃げても
付きまといます。


逆説的ですが恐怖と不安を
素直に受け入れて直視するほうが
リスクと上手く付き合えます。

リスクを尊重する事です。


『リスクを尊重する』参照。


その為に1歩を踏み出して
小さなアクションを取る事です。

どんな些細な事でも構わないです。


暗闇の洞窟であれば
3歩前進するだけでも良いです。

そんな事で良いのですかと
思われるかもしれませんが
ほんのわずか1ミリの行動が
結果をもたらしてくれます。


いわゆる
「バタフライ効果」です。

中国で1羽の蝶が
羽ばたいた事がきっかけで

いつの間にかアメリカのフロリダで
ハリケーンを引き起こす状態になる事です。


良くも悪くも小さなアクションが
呼び水となって波及していきます。

ある程度鍛錬して先見の明が
養われているのであれば
悪い結果は予測出来るでしょう。


しかし、未熟レベルの状況では
ああだこうだと理屈を
ほのめかしている
時間がありません。

池に小石を落とすと
波紋が広がるように
動く事が最優先です。


小さく試して実践した事が
何度も繰り返し反復している間に
大きなパワーとなって蓄積されます。

やがて洞窟の出口が見えてきます。

その時に光が差し込み
眩しさを体感出来ます。


人生は挑戦と失敗の連続です。

石を研ぐように地道にコツコツと
磨いていくと最後まで生き残れます。

最後までお読み頂き
ありがとうございます。


追伸
あなたの「洞窟体験」を
教えてください。

追追伸
諸事情あって短文投稿になりました。
短くても分かりやすく伝わる内容の
重要性を痛感しました。


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