タイ·ナコンパノムから,ベトナム・ヴィンに陸路移動③

2024.8.31
 メコン川の第3タイ・ラオス友好橋 を渡ると,ラオス・ターケークのイミグレーションです。

第3タイ‐ラオス友好橋

 イミグレーションで降りて手続する列に並ぶと,職員が近づいてきて,おまえ国はどこだ,みたいないこと言ってきます。ジャパンと言っても通じません。覚えたばかりのラオス語でニプン(日本)というと,笑ってニプンニプンと繰り返し,珍しかったのか窓口にまでニプンと教えに行きました。
 ところで,その窓口をよく見ると,職員が入国する人から現金を受けっています。ラオス入国は無料のはずなんですが,陸路入国のときは謎のお金を不正に?請求されることがあります。20バーツと言われたら払って,100バーツと言われたら,現金は20バーツしか持っていないって答えてみようと思います。
 順番がきてみると,職員は20バーツ札を2枚示して,ジェスチャーで請求してきます。言葉が通じる感じでもないので,40バーツ(180円くらい)払って入国しました。

 ラオス側のイミグレーションを出ると,バスは積んできた荷物を,ラオスのトラックに積み替え始めます。それでバスに乗れず,バスの外でずっと待っていました。
 いつ終わるんだろう,そろそろ乗ってもいいかなと思ってバスに乗ってみると,バスは突然出発します。バスの運転手は外の人に声もかけません。あと1分外で待ってたら,完全に置いて行かれています。ラオスータイのインターナショナルバスには,相変わらず油断できません。ほんと危なかったです。
 1時半ごろにラオス・ターケークのインターナショナルバスステーションに着きました。タイ・ナコンパノムからは2時間くらいですが,走っている時間より,荷物の積み下ろしに時間がかかった感じです。

インターナショナルバスステーション

 さっそくベトナム・ヴィン行きバスを確認します。7時と20時。チケット代は230Kキープが消されているので,それ以上なんだと思われます。
 バス時間が分かったので,次は遅いランチタイムです。もう2時過ぎなので,何か食べなければなりません。
 ラオスキープが必要なんですが,両替所は見当たりません。幸いこの時刻表のすぐ左の方にATMがあったので,現金をゲットし,バスステーションの端っこの食堂に入ってみます。

時刻表

 壁のメニューを見ていると,パットガパオみたいな料理を勧めてきます。メニューの他の料理を指さすと,全部「ない」と言ってくるので,多分これしかやってないんだと思います。
 英語は全然通じないので,おぼえたてのラオ語で料理の値段を聞いたら,ハーシップ,50Kキープ。今1タイバーツは4.3円くらい,1Kラオスキープが6.5円くらい。ナコンパノムでパットガパオを頼んだときもハーシップ,50バーツだったので,同じ50はちょっと高い気がしますが,注文します。

 ビアラオは20Kキープ,暑い中で飲むビアラオはおいしいです。「いくら?」のほかは数字くらいしかラオ語を知らないんですが,注文できてよかったです。
 昼食を食べた後は,別のバス乗り場に移動です。このバスステーションは大型バスだけが発着するようで,ミニバスは近くの市場から出るらしいので,そこに向かいます。

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