守られていた…みたい?
皆さん こんにちは
数あるnote記事の中から
選んでいただき
ありがとうございます
ちょっと昔…
いや…かなり昔…
でも私にとっては記憶に新しい
『実は守られていた…んじゃない?』
というお話しです
初めて海外旅行に行ってから
本当に『海外旅行』が大好きになり
その為なら…
お金を貯める努力は惜しまず
年に2回、多いと3回…
沢山のツアーパッケージのパンフレットを
お友達と持ち寄り
あーでもない…こーでもない…
今で言う、旅行の比較サイト的な事を
手作業で行い、いかにお得に旅ができるか!
そんな作業も楽しくて
ツアーを選ぶ前からワクワクする私
(うふふ…若い!)
年齢を重ね、段々と旅先が変わり
さらに、個人旅行を初めてする事になり
お友達とかなり作戦を練り
値段を抑えながら、安全も確保して…
旅程を考えました。
旅先は…何と、イタリア!
英語もそれ程自信もない2人がイタリア…
でも、私の中ではとびきり魅力的な国で
至る所に昔からの建造物があったり
古代ローマ時代を感じさせる街並み
教会、美術館…
時間がいくらあっても足りない!
観るところ満載
実は私は一度、別のお友達と
ツアーでイタリアを訪れたことがあり
その時の感動をもう一度味わいたい!
と今回のお友達を誘いました
個人旅行は2人共初めて…
不安はありましたが、私の場合
楽しみの方が優っていて
ワクワクしっぱなし…でしたが
お友達は?不安の方が強かった
そんな気がします。
日本を出発して、経由地の乗り継ぎや
ホテルのチェックイン、各都市での観光
レストランでの食事も順当に上手くいき
イタリア国内の列車移動など
まごまごしながらも
初めての個人旅行としては順調!
でしたが…
最後になってアクシデントが!
日本に帰国する飛行機が
(経由地までの飛行機が)
当初の空港から変更になっていて…
2人とも『顔面蒼白』
最初から不安が優っていたお友達は
今にも泣き出しそう…
最初にも書きましたが
2人とも…英語も拙いしイタリア語は
ほぼ、挨拶程度…
空港までお願いするタクシーの運転手さんに
もう、日本語だらけの英語で
とにかく急いで空港に!
私達の顔面蒼白と、とにかく慌てている様子
そして1人は泣きそうな顔…
そんな女子2人にタクシーの運転手さん
すんごいスピードで高速を空港まで
すっ飛ばしてくれました。
正直、ダメだと思っていました。
時間的に間に合わない…
すごいスピードを出しているタクシーの中で
お友達は泣き顔でもう言葉を失っていて
私は…
前を見て、ただ…祈っていました
大袈裟かもしれませんが
それ程、帰れなかったらどうしよう…
そんな不安に襲われていきそうに…
なっている緊迫感の中
どーゆー訳か?
乗り物に乗ると眠くなる私は
ウトウト…眠気にまで襲われて
不安と心配と緊迫感と眠気…
と戦っていたら、何と!何と!
奇跡的に搭乗時間ギリギリに
チェックインできたのです!
空港に到着した時
運転手さんにお礼を伝えましたが
『とにかく急いで行きなさい!』と
無理難題をお願いした私たちを
笑顔で見送ってくれた事
そして、尋常じゃない?スピードで
空港まで送り届けてくれた事
今でも忘れられません!
感謝しかありません…
多分、日本であのスピード&車線変更で
走っていたら…
イタリアだったからのスピードです…
あの時ほど空港内を走った記憶は
未だかつてない!ってくらいの
走りでお友達と搭乗ゲートに向かい
コレまた奇跡的に!
予定していた飛行機に乗れたんです…
が…搭乗できたのに
飛行機が動かない…アレ?どうしたの?
走って疲れて、え?!っと呆けている私に
親切に教えてくれた外国の方から
到着地の天候が悪く出発時間が遅れている
と聞いて、しばらく機内で待機。
その後、経由地のフランクフルトに
向けて出発するも…時すでに遅し
予約していた便は私たちを待つ事なく
日本に向けて飛び立った後でした…
えぇ〜…どうしたらいいの?
と再び不安顔のお友達…
もちろん私も不安でした。
でも…何となく
『ここまで来たんだから、何とかなる』
そんな気持ちも芽生えていて
英語もカタコトでドイツ語なんて…
な私達に、空港の職員さん達は
たくさんサポートしてくださいました。
とりあえず日本には帰れないので
その旨を日本の家族に連絡させてもらい
お友達は少し安心した様子で
私は…電話をすると実姉から
『まっ、気を付けて帰ってきな!』と
かる〜く言われ…
空港側のホテルを手配してくれて
そこで一晩過ごし、翌日の日本便の
キャンセル待ちをする事になりました
が…またまたのアクシデント…
私の預け荷物がロストバゲージ…
ホテルを手配してくれた方に
ロストバゲージを伝えると
多分、ビジネスクラスで配られる
ルフトハンザ航空のトラベルセットを
用意してくださり…感謝!
温かいお風呂とお布団
パジャマは無いけどとりあえず休める
それだけで2人とも安心して休めました。
翌日の朝も朝食までいただき…
いざ!キャンセル待ちへ!
キャンセル待ちも…一波乱あって
私たちが目指す到着地は成田。
でしたが…あいにく日本の連休と重なり
空席無し!
でも日本には帰らねばならず
仕方なく…関空行きのキャンセル待ちに
搭乗し、そこから国内線で羽田空港へ…
何とも長いなが〜い道のりになりました。
その当時は『なんて事だ!』と
色んな感情が湧き出していましたが
今思うと…
『色んな所で守られていたなぁ』って
『守られかた』は
私が想像していた状態では
多分なかったと思うけど
でも…確かに守られていた…
そう確信できます。
『守られている』ってきっと
後でだったり、後から気付くのか…
そんな風に、ずいぶん昔の思い出を
ふと思い出して感じました。
今回はちょっと長めの記事になりましたが
最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました😊