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走って痩せたい

走り始めるきっかけは人によっていろいろだと思いますが、健康診断で思ったよりもBMIやコレステロール値が高く、お医者様から「もうちょっと体重を減らすようにしましょうね」と言われ、走り始める人も多いでしょう。私もその一人でした。

自己紹介で書いたように、私はずっと痩せ型だったので、好きなものを好きなように食べてきました。どちらかというとたくさん食べる方です。

小学校頃の遠足などは、小さい可愛い女の子用の弁当箱では小さすぎて、おじさんみたいなでっかい弁当箱を持って行ってました。

そんなわけで、食事制限が苦手です。

とは言っても、もうそんなに油っぽいものとか大量のファーストフードなどは食べられないので、自分なりにちょっと節制しつつ、適度に甘いものも食べつつ、健康的に痩せれればいいなとかなり楽観的に考えていました。

運動は、特に不得意なわけでもなく、短距離は苦手でしたが、どちらかというと長距離は得意だったので、じゃあ走ろうかなということで始めました。

ランニングは、一人でもできますし、隙間時間でも自分のやる気さえあればできますので、私の性格に合っていたようです。


走り始めは恥ずかしい

最初は、近所をちょっと走ってみました。悪いことをしているわけでもないのに、なんだか恥ずかしくて、コソコソしてしまいます。でも、最初走り出す時はみなさんそんな感じみたいです。

後に読んだ『40代からの心と体を整える ゆるランニング』(マルサイ著、真鍋未央監修・エムディエヌコーポレーション)でも書いてありました。

マルサイさんは3人の男の子のお母さんなのですが、コロナ禍で外に出られず、家の中で、お菓子を作ったりしていたら太ってしまって、走ることにしたということで、親近感が湧きました。

また、普段のランニングでウェアやギアなどどんなものを使っているのかなどの情報も参考になります。元ランナーの方が監修されているので、走る前と後のストレッチなども書いてあり、ランニング初心者やまた走り始めたいと思っている人にとても役立つ内容です。

マンガなので、読みやすい。内容は盛りだくさんなので、何度も読みました。

私もしばらくは周りの人に「走っている」と言うのが恥ずかしく、黙っていましたが、やはり自分一人で密かに走っていると、そのうちモチベーション維持が難しく、フェイドアウトしそうになり、「これではいかん!」と、雑誌で偶然見つけたランニング講座の体験に行ってみることにしました。

ランナーと呼ばれたい

その講座の講師は、女性の方で、私より年上だったのに、めちゃくちゃ元気で明るい方でした。体験参加者は、皆、ちゃんと走るのは初めてという方ばかりでした。

全員が女性で、年齢も20代後半から30代後半ぐらい。やはりこのぐらいになると、運動しないといけないという気持ちになるようです。

先生も初歩的なことから優しく教えてくださり、最初は、恐る恐る走っていた受講者も講座が終わる頃には、隣の人と話しながら走ったりして和やかな雰囲気で終了しました。

後日、講座を受講することを決めて、ドキドキしながら、最初の授業に向かいました。

授業では、速さ別にグループに分かれて走ります。各グループの先頭には、コーチが走り、スピードをコントロールしてくれるので、一定のペースで走ることができます。

このグループは固定ではないので、「今日はちょっと調子悪いから遅めのグループで」とか「今日は、ちょっと頑張りたいからいつもより上のグループに入ってみよう」とかその時の気分や体調で決めることができるのがよかったです。

コーチも皆さん、優しい方ばかりで、シューズの選び方やどうやって走れるようになったか、普段どんなトレーニングをしているのかなど、走りながらいろんな話を聞けるのも楽しみの一つでした。

また、当たり前ですが、皆さん、スラッとしていてかっこいいので、自分もこうなりたい!とますますモチベーションが上がるのでした。

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