おはしセットと水筒を洗うという苦行
私はとにかく家事が嫌いなんですけど、
とりわけ嫌いなのが毎日のおはしセットと水筒を洗うという作業。
子どもたちが毎日学校に持って行って
毎日持って帰ってくるもの。
ただでさえ食器洗いすら嫌いなのに、
この「(おはしセット+水筒)×2人分」を毎日洗わなければならないというのはかなりの苦行で。
そもそもまずシンク内に食べ終わった食器たちが重なっていって、その上にちょっと飲んだりしたコップやグラスがいっぱいになっていく。
その上に子どもたちがテキトーに置いたおはしセット(もちろん蓋など開けていない)と水筒(もちろん蓋を開けたり中身を捨てたり、当然ゆすいだりなんてするわけのない)がどーんと置かれているわけで。
もうこのビジュアルだけで洗う気が失せてしまう(最初からないんだけど更に失せる)んですよね。
うへーーーーーってなる。
でも洗わないわけにはいかない。
なぜならまた翌朝には子どもたちが学校に持って行かなくてはならないから。
で、夜中寝る前くらいになって、しぶしぶ、ほんとにしぶしぶ洗い始める。
シンクの中に無造作に溜まった食器たちをとにかくきれいに重ねるところから始める。洗い場スペースを確保するため。
シンクの端からお皿類、茶碗類をどんどん重ねていく。
コップやグラス類も端の方からどんどん並べたり重ねたりしていく。
おはしやスプーンやフォークなんかも端っこのほうにまとめて置く。
4人家族なのになんでこんなに食器がいっぱいになるんだろうと不思議でならないんですけど。
で、ちょっとだけ空いたスペースをまずきれいにして、
それからやっと上のほうに重なってる小さめの食器を洗い始める。
いくつか洗ったらこまめにすすいで、なるべくシンク内の在庫を減らしていく。これを繰り返していって徐々に洗い場スペースを広げつつ、残りの食器を洗っていって、ほどほどのところまで来たらやっと。
やっと子どもたちのおはしセットの蓋を開けて中身を水に浸したり、水筒の蓋を開けて中身を捨ててゆすいだりし始めるわけなんですよ。
もうここまでで既にぐったり。
で、残った食器類を洗って、最後に子どもたちのおはしセットと水筒を洗うんですが。
おはしセットはまだいい(給食のにおいが取れないとか給食の何かの色が付いてるとか、はたまた給食のカレーとかがこびりついてるとか、言い出したらキリがないんですが)として、問題は水筒。
水筒洗うのってほんとめんどくさくないですか?
小学生なので当然のように直飲みタイプの水筒を使っていて、この直飲み部分と一体化している蓋を洗うのがめんどくさい。
2個くらいくっついているゴムパッキンの存在がめんどくさい。
ゴムパッキン外したあとの、蓋の隙間たちを洗うのもめんどくさい。
もちろんですけど本体の筒の部分を洗うのもめんどくさい。
外側は普通に洗えるけど筒の中を洗うのがほんとにめんどくさい。
この面倒な作業を、娘が幼稚園に入園したときから数えたらもう10年近くもやってるわけですが、まだこの先あと何年続けなければならないんだろうと考えるとゾッとするわけですよ。
こんな面倒な作業を世の親御さんたちは毎日当たり前のようにやっているのだなんてにわかには信じられないのですが、でも実際皆さんやっているんだからすごいですよね。尊敬します。
いや、食器を溜めておくから悪いんだということは百も承知です。
食洗機を買えばいいだろうとも思っています。
しかしこれが我が家の現状なのです。
まだまだ続く苦行の日々……。