
【裏ワザ】誰も見てない広告が売上を爆上げ!? 心理学者が明かす「潜在意識”マーケティング”」の真実~”竹花貴騎”氏から学びを得る...

マーケターの皆様、日々お疲れ様です。
「広告は、ちゃんと見られているのだろうか…」
夜も眠れないほど、頭を悩ませることもあるかもしれません。
ターゲット層の心を掴み、記憶に残る広告制作は、けっこう至難の業です。
しかし、諦めるのはまだ早い。
「最新の研究では、注意を引かなくても、広告は効果を発揮する」
という驚きの事実が明らかになっています。
この記事を読むことで、あなたは…
✅「低関与処理」の概念を理解し、無意識への訴求戦略の重要性を認識できます。
✅テレビCMの実験結果から、注意を払われていない広告にも効果があることをデータに基づき理解できます。
✅早送りCMでも効果を発揮させるための戦略を習得し、広告の可能性を最大限に引き出せます。
✅駅のデジタルサイネージ広告や人気YouTuberとのコラボなど、日本の事例から具体的なアイデアを得られます。
✅可視化とポジティブな関連付けを重視した、ブランドイメージ向上のための具体的な手法を習得できます。
✅明日からすぐに実践できる、広告戦略の具体的なステップを理解し、マーケティング活動を加速させることができます。
✅「見られていないから無駄」という固定観念から解放され、新しい視点で広告戦略を構築できます。
今回の記事では、明日から使える無意識に訴求する広告戦略を、事例を交えながら解説します。
「見てないけど知ってる」…低関与処理の力
従来の広告理論では、「消費者が広告を認知的に処理し、記憶に残す」ことが重要視されてきました。
しかし、心理学者のロバート・ヒース博士は、
「低関与処理」という概念を提唱。
”消費者は意識的な認識なしに広告を処理し、その感覚的な関連付けが、購買意欲に影響を与えるというのです。”
つまり、広告は「じっくり見てもらう」だけが目的ではないということ。
じゃ~何がの目的?って思ってしまいますよね。
次詳しく↓
実験で証明…テレビCMのブランドシフト
この理論を裏付ける実験結果があります。
テレビCMを見た後のブランドシフトを調査した結果です。
高注意グループ(CMの内容を詳しく説明可能):ブランドシフト7.3%
低注意グループ(CMの内容をうろ覚え):ブランドシフト2.7%
超低注意グループ(CMを見た記憶がない):ブランドシフト1.2%

この結果、記憶にない人たちにも、ブランドイメージの向上が見られました。
「えっ!?記憶にもないのになぜ?」と思ってしまいますよね。
これは、無意識のうちに広告から影響を受けている証拠です。
もしかしたら、耳にしたこともあるかもしれませんが、”RAS(網様体賦活系)”と関係性があります。
RAS(網様体賦活系)とは
RAS(Reticular Activating System)は、脳干に位置する神経系のネットワークで、主に意識の状態や注意の制御に関与しています。
RASの役割は、外界からの情報をフィルタリングし、どの刺激に注意を向けるかを決定することです。
私たちの周囲にある膨大な情報の中から重要な情報を選び取るこの仕組みは、生活における重要な要素となっています。
潜在意識とRASの関係
では、潜在意識とRASの関係についても簡単に見ていきましょう。
選択的注意のメカニズム:
RASは私たちが何に注目するかを決めるフィルターの役割を果たしています。
潜在意識に刻まれた思考や信念が、RASによって強化されるので、望んでいることや関心のあることに対し、注意を向けやすくなります。
たとえば、夢や目標を持っている場合、それに関連する情報や機会が自然と目に入るようになります。
自己実現の原理:
潜在意識は、自己イメージや自己信念を形成し、RASはその信念に基づいて情報を選択するため、両者は自己実現のプロセスにおいて強く結びついています。
ポジティブな自己イメージを持っていると、RASはそれに関連するポジティブな情報を選び出し、実現可能性を高めます。
逆に、ネガティブな自己イメージを持っていると、RASはその信念を強化する情報を見つけやすくなります。
行動パターンの形成:
潜在意識には私たちの行動パターンや習慣が格納されています。
RASはそのパターンを引き出し、適切な状況で適用します。
たとえば、習慣的にネガティブな思考をしている人は、RASがその思考を強化し、ネガティブな状況に引き寄せられる傾向があります。
このため、意識的に潜在意識を書き換えることが重要になります。
早送りCMも無駄ではない…繰り返しの重要性
早送りでスキップされたCMにも効果があるという研究結果があります。
Innerscope Researchの調査によると、通常速度で見た広告と、早送りで見た広告を比較したところ、早送りグループでもブランド想起率が高かったのです。
一度通常速度で見た広告は、早送りで見ても効果を発揮しやすいというデータも存在し、一度意識的に情報を処理することで、無意識下での認識が強化されると考えられます。
日本の事例から学ぶ…無意識マーケティング戦略
これまでは海外からの情報なので、そこが中心でしたが、この章は日本のマーケター向けに、より身近な事例をご紹介します。
駅のホームのデジタルサイネージ広告: 電車を待つ短い時間に、ブランドロゴを繰り返し目にすることで、無意識に親近感が生まれます。通勤・通学で毎日同じ駅を利用する人にとって、効果的な刷り込み効果が期待できます。
人気YouTuberとのコラボ: 商品の直接的な宣伝ではなくても、ブランドイメージに合ったYouTuberとコラボすることで、視聴者の潜在意識にポジティブな印象を与えます。
SNSでのキャンペーン: 参加ハードルの低いキャンペーンを定期的に実施することで、フォロワーとの接触頻度を高め、ブランド想起率を向上させます。
【重要ポイント】可視化とポジティブな関連付け
広告が意識されなくても効果を発揮するためには、単に露出を増やすだけでなく、「可視化」と「ポジティブな関連付け」という2つの要素を戦略的に組み合わせることが不可欠です。
この章では、この2つの要素を深掘りし、具体的な方法論を解説します。
1. 可視化:ブランドとの接触回数を最大化する
可視化とは、ターゲット顧客がブランドに触れる機会を意図的に増やすことを指します。
重要なのは、「どこで」「どのように」ブランドを露出させるかという戦略的な視点です。
多様なタッチポイントの活用:
オンライン: 自社ウェブサイト、SNS(Facebook, Instagram, X(旧Twitter), YouTubeなど)、オンライン広告(ディスプレイ広告、リスティング広告)、動画広告、アフィリエイト広告、メールマーケティングなど。
オフライン: テレビCM、ラジオCM、新聞広告、雑誌広告、交通広告(駅広告、車内広告)、屋外広告(看板、ポスター)、イベントスポンサーシップ、展示会出展、チラシ配布、DM(ダイレクトメール)など。
これらのタッチポイントを組み合わせ、ターゲット顧客の行動パターンに合わせて最適な露出戦略を設計する必要があります。
接触頻度の最適化:
単に露出を増やすだけでなく、適切な頻度で接触することが重要です。
あまりにも頻繁な露出は、顧客に嫌悪感を抱かせる可能性もあります。
心理学における単純接触効果(ザイオンス効果)を意識し、過剰にならない範囲で、繰り返しブランドに触れる機会を提供することが効果的です。
ブランドの一貫性の維持:
あらゆるタッチポイントで、ブランドイメージ、メッセージ、デザインなどを一貫させる必要があります。
バラバラなイメージは、顧客に混乱を招き、ブランド認知を阻害する可能性があります。
ブランドガイドラインを策定し、全社的に共有することが重要です。
2. ポジティブな関連付け:感情的なつながりを築く
可視化によってブランドに触れる機会を増やしたとしても、顧客がネガティブな感情を抱いてしまっては意味がありません。
重要なのは、ブランドと「ポジティブな感情」「価値観」「体験」を結びつけること。
五感を刺激するブランド体験の設計:
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚といった五感を通じて、顧客に記憶に残るブランド体験を提供します。
視覚: 洗練されたデザイン、美しい映像、ブランドカラーの統一など。
聴覚: 心地よい音楽、記憶に残るサウンドロゴなど。
嗅覚: 空間に合わせた香り、製品の香りなど。
味覚: 美味しい試食、特別なドリンクの提供など。
触覚: 高品質な素材の使用、心地よい肌触りなど。
ストーリーテリングの活用:
ブランドの歴史、創業者の想い、製品開発の裏側など、ストーリーを通じて顧客に感情的なつながりを築きます。共感や感動を呼ぶストーリーは、顧客の記憶に残りやすく、ブランドへの愛着を高める効果があります。

社会貢献活動への参加:
環境保護、地域貢献、社会福祉など、ブランドの価値観と合致する社会貢献活動に参加することで、顧客からの共感を得られます。
社会的な課題解決に貢献する姿勢は、企業のイメージ向上につながり、ブランドロイヤリティを高める効果があります。
顧客とのインタラクションの促進:
SNSでのコミュニケーション、アンケート調査、イベント開催などを通じて、顧客との双方向的な関係を築きます。
顧客の意見を積極的に取り入れ、製品やサービスを改善することで、顧客満足度を高め、ブランドへの信頼感を醸成します。
具体的な事例
高級ホテルチェーン:
可視化: オンライン広告、旅行雑誌への広告掲載、提携航空会社との連携など。
ポジティブな関連付け: 豪華な内装、行き届いたサービス、特別なアメニティの提供、美しい景色など、五感に訴えかける上質な体験を提供。特別な記念日を祝うプランや、パーソナライズされたサービスを通じて、顧客との感情的なつながりを深める。
ローカルカフェ:
可視化: SNSでの情報発信、地域情報サイトへの登録、近隣企業へのチラシ配布など。
ポジティブな関連付け: 居心地の良い空間、美味しいコーヒー、手作りの焼き菓子、親しみやすいスタッフとの会話など、地域住民にとって身近な存在となることを目指す。地元の食材を使ったメニューや、地域のイベントへの参加を通じて、地域とのつながりを強化する。
可視化とポジティブな関連付けは、無意識に訴求する広告戦略において、車の両輪のような存在です。
両者をバランス良く組み合わせることで、ブランド認知を高め、顧客との感情的なつながりを築き、長期的なブランドロイヤリティを獲得することが可能になります。
今すぐできること:無意識に訴求する戦略を、今日から実践!【振り返りチェックリスト付き】
この記事をここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に、今日から実践できる具体的なアクションプランと、今後の活動に役立つ振り返りチェックリストをご用意しました。
1. 接触頻度を最大化:多様なタッチポイントを戦略的に活用する
アクションプラン:
現状分析: 自社のウェブサイト、SNSアカウント、オンライン広告、オフライン広告など、現在活用しているタッチポイントをリストアップし、それぞれの効果を分析します。
新規タッチポイントの検討: ターゲット顧客がよく利用するメディアや場所を調査し、新たなタッチポイントの可能性を探ります(例:地域密着型アプリ、特定の趣味を持つ人が集まるオンラインコミュニティなど)。
接触頻度の最適化: 各タッチポイントにおける広告表示頻度を調整し、過剰な露出による嫌悪感を避けます。ABテストなどを活用し、最適な頻度を見つけ出しましょう。
振り返りチェックリスト:
✔ターゲット顧客は、どこで、どんな情報を求めているか?
✔自社のブランドは、それらの場所で適切に可視化されているか?
✔各タッチポイントにおける接触頻度は、適切か?
✔各タッチポイントの効果測定は、どのように行っているか?
2. ポジティブな関連付けを構築:五感を刺激し、感情を揺さぶるブランド体験をデザインする
アクションプラン:
ブランド体験の洗い出し: 顧客が自社ブランドに触れるすべての瞬間(ウェブサイト閲覧、店舗訪問、製品使用など)を洗い出し、それぞれの体験における課題や改善点を見つけ出します。
五感への訴求: 各体験において、五感を刺激する要素を取り入れます(例:ウェブサイトのデザイン刷新、店舗BGMの選定、製品パッケージの改善など)。
ストーリーテリングの活用: ブランドの歴史や製品開発の裏側など、感情に訴えかけるストーリーを制作し、ウェブサイトやSNSなどで発信します。
振り返りチェックリスト:
✔自社ブランドは、どのような感情や価値観と関連付けられているか?
✔顧客は、自社ブランドに触れることで、どのような感情を抱くか?
✔五感を刺激する要素は、効果的に活用されているか?
✔顧客とのコミュニケーションは、双方向的か?
3. 効果測定を徹底:データに基づき、戦略を改善し続ける
アクションプラン:
KPI(重要業績評価指標)の設定: ブランド認知度、顧客ロイヤリティ、売上など、戦略の成果を測るためのKPIを設定します。
データ収集と分析: ウェブサイトアクセス解析、SNSエンゲージメント分析、アンケート調査などを実施し、KPIの達成状況を定期的に確認します。
戦略の改善: データ分析の結果に基づき、接触頻度、広告クリエイティブ、ストーリーテリングなど、戦略を継続的に改善します。
振り返りチェックリスト:
✔戦略の成果を測るためのKPIは、明確に定義されているか?
✔データ収集は、定期的に行われているか?
✔データ分析の結果は、戦略の改善に活かされているか?
✔改善サイクルは、確立されているか?
まとめ
無意識に訴求する広告戦略は、一朝一夕に効果が出るものではありません。
私も常に情報のアップデートと継続的な努力と改善が必要だと考えています
今回ご紹介したアクションプランと振り返りチェックリストを参考に、PDCAサイクルを回し、自社にとって最適な戦略を見つけ出してください。
あなたの成功を心から応援しています!
改めて最後まで、読み進めて頂きありがとうございます。
私も”URUオンラインスクール”で学んでいますが、始めたころと比べると50%以上スキルUP出来いるな~と実感できています。
ここから更に、学びを深めたい方はこちらからを↓のぞいてみて下さい。毎月10日から最大2週間無料で視聴できます。
本物のマーケターである竹花氏の頭脳が見れますよ。
また、他の”ユニアニ”生の”体験談”も参考にしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UCSwW7Cgtn1Bq74YGiIY2UFg
https://www.youtube.com/channel/UCrjIm2uu9IrR5gyst0tH6Ww
https://www.youtube.com/@mds_fund/featured
https://twitter.com/markettaka4829/status/1887423127669645775
ここでの学びが私の脳も覚醒できている感覚があります!この感覚は体感したものでしか分からない...
— Takehiko sato (@markettaka4829) February 6, 2025
【裏ワザ】誰も見てない広告が売上を爆上げ!? 心理学者が明かす「潜在意識”マーケティング”」の真実~”竹花貴騎”氏から学びを得る...|まなび4829 @manabi4829 #note https://t.co/ys1Qj01ZNu
いいなと思ったら応援しよう!
