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これまでの執筆とこれからの執筆について
私が小説を書き始めようと思ったのは2024年の1月だった。
もともと長い文章を書くのが苦ではない性格なのと、妻や周囲からの文章書くのが上手と褒められたこと、自身の生み出した小説がどのような影響を他人に与えるのか見てみたかったという気持ちからだ。
小説を書き始めるにあたって、まずは完成した作品をどのようにするか。即ちゴールの設定から始めることとした。
その当時はネットに掲載するということは考えていなかった。
どうせ書くのなら新人賞に応募して、評価とともに賞金も得たいという下賤な考えもあった。
そのようなこともあり、1月からプロットを考え始め、3月末に締め切りがある短編小説の新人賞に応募するのを目標に書いてみることとした。
そこで応募したのが集英社オレンジ文庫の短編小説新人賞
初めて書いた小説のジャンルはミステリー。
プロットというワード自体も初めて聞いた初心者の書く小説。
プロット作成も手帳に手書きだったり、ワードに打ち込んでみたりしていた。
初めて書いてみた感想は「台詞入れるのってムズい!」
でした。
どうしても説明口調になりがちな私の小説。
登場人物の台詞を入れてみるも、「この言葉で大丈夫か」「登場人物のキャラに合っているか」「この台詞がどのような心理描写になっているか」
考えるときりがないくらいに登場人物に台詞を吐かせるのが難しく感じた。
他にも、私自身の表現があまりにも拙いと痛感した。
人物の台詞の直後の書き出しを例に取ると、「〜と言った」という表現くらいしか思いつかない。
人間がある一つの動作をした時、様々な描写が出来るように学ぶ必要性を強く感じた。
そんな多くの学びがあった処女作はもちろん落選。
自分の中でも結果としては当然のものだったろういう気持ちだった。
一作目は「自分が小説をどのくらいの長さ書けるのか知る」
というのが一番のテーマだった。
結果として、400字詰め原稿用紙30枚ぴったりの短編小説を書くことができた。
内容も当初から書きたいミステリー(?)小説で、物語冒頭及び中盤と物語の最後で印象の違う、どんでん返しの作品を仕上げることが出来た。
一作目を書き終えたのが2024年3月末。
2作目は長編小説に挑戦したいと思っていた。
長編に挑戦したい理由は「1作目で400字詰め原稿用紙30枚を書けた自分は長編小説を書くことが出来るのか」という問に答えたいという理由だった。
なんとなく書ける気がする。だけど、プロットをより細かく考えてみないと長編小説は書けない気がする。
とりあえずゴールとなる応募する新人賞を探してみた。
締切の時期、字数的に挑戦してみようという気になったのが野性時代新人賞だった。
400字詰め原稿用紙200枚〜400枚の条件がある。
1作目が30枚きっかりの短編小説だったので、その6倍以上の字数を書けないといけない。
いずれは長編小説を執筆したいと思っていたので、ここで締め切りまでに書き上げることが出来るのか挑戦してみることにした。
最終的に、締切日までに400字詰め原稿用紙の210枚程書き上げることが出来た。
しかし、殆ど推敲が出来なかったのでこの新人賞に出すのは断念。
小説は書き上げるのがゴールじゃない。
特に私が書きたいどんでん返しを入れた小説には書き上げた後の推敲が重要と学んだ2作目であった。
この2作目は推敲に推敲を重ねた後に2025年3月頃にある新人賞に応募したい。
最後に今のことについて。
今は3作目の長編小説のプロット作成+2作目の推敲+noteの更新
を勧めていこうという感じ。
noteにはこれまで同様に短編(というかショートショート?)の小説と今のところあげられていない趣味の記事を投稿していきたい。
長くなりましたが、これからも長い目で五條真也の作品を読んでいただけると嬉しいです。
🪶真夜中の5.5畳の部屋より