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おもちゃを欲しがる子どもの気持ちをよく聞く事で親子にとってベストな着地点が見つかった!

おはようございます。 ゆかりえです。

昨日、久しぶりに娘と孫と夫と4人で近所のお好み焼き屋に行きました。
その後、家電量販店で用事を済ませる間、娘と孫はおもちゃ売り場にディスプレイされたプラレールを見ていると。

用事を済ませ、おもちゃ売り場に行ってみると・・・。
4歳男児が何か持っている。
私にそれを見せ、満面の笑みで「このトミカかっこいいでしょう」と。
「わぁ、それかっこいいね」って言うと、「これ欲しいんだぁ」と上目遣いで私を見る。
これ、完全におねだりしてるよと思っていたら、案の定「買って!」って。

「いいよ買ってあげるけど、誕生日にね!」って言ったら、誕生日っていつ?今日?あした?っていう表情になる。

「じゃぁ、後で買ってくれる?」って言うので、「うん。誕生日になったら、一緒にお店に来て買ってあげるね」って言うと「今日、後でまた来て買って」と。
お互いの主張は何度話しても堂々めぐりで良い方向に着地しない。
すぐに欲しい孫と誕生日にしか買いたくないばあばである。
ぐずる孫と娘を残して、私は食料品を買いに行くため店を出た。

その後、娘がなんとか孫を説得して我慢させたようだ。
うちに先に帰って来ていた娘と孫と買ってきたアイスクリームを一緒に食べる。
孫は何事もなかったようにバニラのアイスクリームを食べた。

しばらくすると、またトミカのミニカーの話をしだす孫。
どうしても欲しかった特別のミニカーだったようだ。

そこで私が良いことを思いついた!
「じゃぁ、お正月にお年玉を貰ったら一緒に買いに行く?」
「パパ、ママ、じいじ、ばあば2人、おじちゃん、おばちゃん2人、おおばあばからお年玉もらうでしょ。そしたら、トミカのミニカーが5台ぐらいは買えるよ」と言うと、不機嫌で暗い表情だった孫が一瞬のうちに笑顔になった。
「えー。そんなにミニカー買えるの〜」と瞬く間に元気になった。

すると私も歌を歌いたくなった。
「も〜いくつ寝るとおとしだま〜」

それまではひたすら居ないふりを決め込んでいた夫が急に、孫に言葉をかける。
「じゃぁ、持っている何十台ものミニカーをじいじにくれたら、さっき欲しかった1台のミニカーを買ってあげる」と。

すると「いいよ。持っているミニカー全部じいじにあげるから、さっきのミニカーが欲しい」と。

そこで、事の成り行きを傍観していた娘がひと言。
「じゃぁ、ママにミニカー全部ちょうだい。ママがメルカリで売って、さっきのミニカー買ってあげるから」と。
娘もたくさんのミニカーがなくなり、1個のミニカーになれば家が片付くと売る気満々である。
ついでにプラレールも処分しようかなと言う。

待って〜。
プラレール売るなら私がもらうよー。(笑)

孫にたくさんのミニカーを買ってくれたのは、娘の義母(娘の夫の母)である。
遊びに行くたびに、トミカのミニカーを買ってくださっていた。

「今までたくさんのミニカーを買ってくれたばばに、もうミニカーは買わなくてもいいよって言おうね」と娘。

おー!なんか良い感じで皆が納得できる地点で着地できたではないか!!

しかし、問題がまったくない訳ではない。

今までいつも遊んでいたミニカーが全部なくなって、1台のミニカーだけになった時の孫のその後を想像する。

どうなることやら。

まっ、それも孫にとっては貴重な経験になるよね。


本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。🚗

#子どもに教えられたこと

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