見出し画像

人生には貯めどきと使いどきがある

おはようございます。 ゆかりえです。

数ヶ月前に高校時代からの友人と会った時、お母様と『宝塚歌劇』を見に行きたいという話をしていました。

親も自分もいつまで元気でいられるかわからないから、元気なうちに行きたいと思ったらすぐにでも行った方がいいよって私も思った事を言いました。

60歳を過ぎてお金に余裕があるなら、貯める事を考えるより自分のためにお金を使ったほうが断然いいと思うからです。

人生には、貯めどきと使いどきがあって子どもが高校生ぐらいまでは貯めどきで大学生になったら使いどきというか貯められないというか。・・・大学生になると信じられないぐらい右から左にお金が流れていきます。全然貯められないどころか貯金を取り崩す事態にもなってしまいます。

我が家も子ども達の大学在学中が一番お金を使いました。
しかも子どもが3人いるので、一番上の子が大学入学から一番下の子が大学卒業するまでの期間は10年間。

10年間は長かったー。
この魔の10年が過ぎた後は、家計はすごく楽になりました。
なんせこの期間、節約と家計を引き締めていたので家賃や学費がなくなったらめちゃくちゃ家計に余裕ができて、大学入学前より貯金が出来るようになったからです。

一番下の子が大学を卒業したのは56歳の時。
定年までの4年間は老後資金を貯めるぞーと思っていた矢先です。
夫が58歳で早期退職したので、思ったほど貯金はできませんでしたが
58歳から62歳までは退職金を使って乗りきりました。
そして夫婦共々62歳で年金を繰上げ受給して現在に至ります。

年金を繰上げ受給したおかげで、2人分の年金総額の1/2で最低限の生活ができるようになりました。
入っていた保険は全部解約し、国民健康保険も収入がなかったので最低限の年額2人で3万円ぐらいで済みましたし、住民税も非課税になったので10万円ちょっとの金額で2人分の生活費が賄えています。(住居費はマンションの管理費と修繕積立金のみ、車保有なしで)

そして、年金半分は、それぞれのお小遣いとして好きに使っています。
最低限の生活費には当たらない美容院代、被服費、嗜好品、外食代、旅行代などは自分のお小遣いの範囲内(もしくは自分の貯金内)でという事にしています。
まさに今が最後の使いどきなのです。

長々といろいろと書いてしまいましたが一番言いたい事は、人生には使いどきと貯めどきがあるという事です。
使いどきの時は貯めることは考えない。
貯めどきの時は使うことを考えない。

こんなことを言うと反論ありそうですが、考えたい人は考えても、もちろんいいのですが、人はいろんなことを考えすぎると脳がパンクしてしまうので、
その時の一番大事なことだけを考えたらいいのではないかと思います。

そして最後に、お金は自分のために使いましよう
家族サービスに使うのも自分のためと思うなら、それも自分のためのお金です。

出来れば死ぬまでに全部使い切ってしまうのが理想ですが、いつ死ぬのかわからないので難しいですね。
お金を残したせいで、残された家族が喧嘩する場面だけは死んでも見たくないと思っています。


本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。☘️

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?